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発行日時
2013-10-31 22:26
見出し
そろそろ議員1年生が終わるので振り返る(1)
リンクURL
http://yokotaitaru.com/archives/490 そろそろ議員1年生が終わるので振り返る(1)への外部リンク
記事詳細

ブログ更新がひさびさになっております。うぅ。

さて9月の議会も終わりまして、既に4度の定例会を終えました。

 

3ヶ月に1度の定例会がある丹波市ですから、12月に議員として

始めて定例会に出てからようやく一周したことになります。

11月の議会報告会を終えると、まさに1年目の終わりを迎えます。

 

議員の任期は4年です。

残り3年を迎えるにあたり、現時点で感じることをまとめます。

 

 

とりあえず「出てみる」という挑戦をする

 

さて僕が議員として活動を始めた中で、結局、

最も変わったのは僕だと思っています。

これは認めざるを得ないし、周囲に取って不都合な変化でないことを

自分自身は願うばかりですが、確実に変化したと思います。

 

まず政治に興味が湧きました。

 

これまで政治に「自分が関わろう」とは全く思ってなかったのです。

だけど関わってみて、意外なほどにやりがいがあって驚きました。

こういうことを知ってて、みんな政治家になりたかったのかなと思うと、

僕はまあホントにいろんなことを知らなかったもんだなーと思います。

 

僕がそもそも、なぜ市議会議員選挙に出馬を決めたかというと、

よくご存知の方も多いのですが、「自分は何もやってないくせに、

他人のことばかり批判するような人間で在りたくない」という、

正直でなかなか自己都合な想いがあったからです。

そういう生き方をしていって、死ぬとき後悔せずに安らかに

逝ける自信がなかっただけなんです。

 

人間なかなか弱いもので、気楽な立場から他人をああだこうだと

批判することは簡単なのですが、その立場に実際になることはおろか、

なろうという気持ちになることすら難しいものですよね。

なかなか踏み出せないのは誰だってそう。でもみんながそういうこと

ばっかり言ってるから、僕たちの町の市議会議員選挙は51歳が新人で

最年少とかいう、どうもバランスの悪い状態になりかけていたのだと思います。

 

そして偏った年代の議員ばかりが選出されていることから見えてくるのは、

若い世代が諦めているか、地元に応援してもらえないからか出馬すらしない、

という事実です。これが当たり前に、常識になっている状態を抜け出すのは、

脈々と続く閉塞感を打破するインパクトが必要ですが、しがらみの多い田舎選挙

では地元の若い人が出ることに対してなかなかハードルが高いように思います。

 

僕はIターンで、しがらみもなく、仕事の取引も市内以外にも沢山あって

影響も小さく、いわばしがらみによるリスクが極めて低かったものですから、

いろいろ考えて「リスクは恐らく極めて少ない、よしいこう。」と決めたのです。

いろんなことをどうも勢いで決めているように誤解されがちなのですが、

割と最悪のケースをほぼ毎日想定している上で、意思決定する場合は、

僕はかなりリスクが小さい状態であると確信して踏み出しているつもりです。

 

結果的に本当に沢山の方が、本当に多くの時間と労力を割いて頂いた中で

実質6日しか選挙活動が出来なかったにも関わらず、多くの票が集まって

市議会議員としての活動を開始することを認めて頂けたわけです。

通常は半年ほどの準備を経るとお聞きしていたので、これは本当に多くの

地元の人が、「えーーーー!」って驚いて頂けたようで、閉塞感をふっ飛ばす

インパクトとしてはなかなかの手応えがあって、個人的には良い意思決定

だったなと振り返っています。

 

とはいえ、当時(まあ今もですけど)「横田って誰やねん」っていうのが

大半であった中で、なんとか結果が出せたのには「横田はよく分からんが、

30歳が挑戦したときに応援していける町にしたい」という気持ちを沢山の

方が持っていた、ということに尽きると思います。

僕もそう思っていたから、「今回は、僕を応援するとかじゃないし、

横田を心から応援して頂かなくてもいいです。だけど4年後に若い子たちが

勇気を持ってまちづくりに関わろうと思ってもらいたいから、僕という

前例をつくることに協力してほしい。」と言っていました。

政策も理念もあったもんじゃないですね。

とりあえず、その立場に立つことがゴールだったわけです。

 

長くなりそうなので、全部書くのは諦めます。

 

つづく