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切り抜き詳細

発行日時
2013-8-28 12:33
見出し
最近「小間切れキャリア」を積む人が増えてきた
リンクURL
http://yokotaitaru.com/archives/464 最近「小間切れキャリア」を積む人が増えてきたへの外部リンク
記事詳細

なんか、周囲で逞しい人が増えて来たなあと思うのです。

収入源を複数持てる人が増えて来たなあと思うのです。

 

ひとつの仕事に特化して行うのではなく、ちょっとした仕事を

自分の仕事にして、少しだけ稼ぎ、また他の仕事で少し稼ぐ。

勝手に「小間切れキャリア」とか言って、すごいなあと賞賛してます。

ひとつの仕事にこだわる人が多かったり、その仕事しか出来ないと

勝手に限界を作ったりする人が多いな〜と思うのですが、世の中には

いろいろ出来る人がいるんで、そういう人はいろいろな働き方をして

いろいろな収入源からお金を手に入れたらいいんじゃないでしょうか。

 

最近、ちかくの街で大学からの研究員として活動している子がいて、

彼はそれを収入にしてるのかと思ったら、生活出来るような額ではなく

コールセンターのバイトを入れて、その研究員でも収入を得て、他の

大学のヘルプのバイトなどでも収入を得て、何とか研究したいテーマに

近い暮らしを続けているという。まあ独身ならではとも言えますが。

 

あと最近独立した丹波メンバーも、固定で観光施設の仕事をしながら、

イベント運営による収益、物販による収益、その他の分析業務の収益と

かなり逞しい収入構造を組み立て、独立してすぐ訪れる資金的なピンチ

をどうやら乗り越えていきそうな感じです。素晴らしいことです。

 

僕自身も、今は市議会議員としての収入が割合としては大きいですが、

たまに都会に出て仕事をしていたり、NPOアドバイザーの仕事をしたり

講演会の臨時的な収入があったりと、小間切れのキャリアを積んでます。

 

こういう生き方を始めて思うのは、

1.まずもって信用第一

2.ひとつひとつが経験となっていく

3.自分の経験や人脈がコラボして未来が拓かれる

 

1.まずもって信用第一

まずもって信用が非常に大切だなと。

小間切れの仕事は、それぞれ取って替えることが可能なポジションで

ある場合が多いので、最低限のパフォーマンスをしないとなくなるし、

一回こっきりの仕事なら、全くリピートもなく終了したりします。

 

プロとして仕事をもらうので、パフォーマンスが低ければ終了という

良い感じでシビアな刺激ある毎日、常に自分を磨かないといけない日々。

だからサラリーマンやっている時と比べて、すーごく信用に対しては

緊張感をもって関わるようにしますし、なるべく信用を損ねないよう

気にしながら生きるようにはなってきました(汗)

ゆるい人間ですが、そういうことが身に付いたのは本当に収穫です。

 

とくにパートばっかりとかではなくて、正に個人事業でやりとりすると

本当に刺激的で楽しいです。サボり癖があると信用が枯渇していくので

サボリ癖がある人なんか、独立して生きると人生がピリっとしそうです。

たいへんおすすめ。

 

 

2.ひとつひとつが経験となっていく

小間切れで生きていくとなると、固定した何かにすがらないので、

1つ何かしていれば良いということにはなりません。とりあえずは

今の自分に何が出来るのかを、経験からいろいろと考えていきます。

 

しかし振り返っても何も出て来ないとすれば、新たな何かを仕事に

しなくちゃいけないわけですが、これが意外とあるんです。意外と。

 

未経験で雇ってくれて、仕事も教えてくれて、オカネもくれます。

そして経験が身に付いて、それはまた自分を同様の仕事に就ける

自信を生み出すことになります。僕は、居酒屋のバイトで働き、

調理場とホールとメニュー開発とに関わったおかげで、接客業で

働くことはいつでも出来るという自信を持っています。

 

人力車のバイトで、道行く人に声をかけることに慣れていますから

そういう積極果敢にお客様に話しかけるのも一切苦になりません。

さらに超実力主義な仕事なので、競わされたり、ノルマがあって

やらないといろいろ言われるような雰囲気でも余裕です。

 

いろんな経験は、必ず自分を逞しくしてくれます。

 

3.自分の経験や人脈がコラボして未来が拓かれる

そして、地方で雇用をつくるために丹波に引っ越して来て思うのは

単身で勝負するなら「総力戦」なんだということです。

自分のもてる全ての力を注ぎ、今ここで出来ることを全力でやる。

 

丹波にきて、割と大きめの会社で働いた経験がすごく活きたなあと

思うのは、「誰に声をかけるのか、順番を意識する」ということ。

さらに言うと「ホントに自分が言うべきか、ちょっと考える」こと。

組織で言えば、若い人間が年齢の上の人に気持ち良く仕事をして

もらうために、ちょっとだけ工夫しなきゃいけないアレです。

 

これがめちゃめちゃ活きます。サラリーマン万歳って感じです。

あとは、足ツボマッサージの経験があるとか、クラブのボーイを

してたとか、カラオケが好きだとか、なんだかんだ。。。

いろいろ、生きていくのに使えるものは全て使う総力戦だなと。

 

あと、やっぱりキャリアアドバイザーの経験は非常に活きてます。

誰の話を聞くにしても、時間があるときは、根本的な話を聞くし

そこまで聞くといろいろな本人の意思決定の理由が見えてきます。

そうすると、こちらが何をしなきゃいけないかも分かります。

 

講演会の仕事を頂いたりすると、大先輩方に人生の楽しみ方を

説いてみたり、高校生たちにキャリアづくりについて話したりと、

いろいろと機会を頂く度に自分を振り返る良い機会になっています。

 

 

 

ホンマに出来るのか、大丈夫なのか、と思うこともありますし、

やってみてダメなことだってありますが、全力でやったのならば

まだその実力に足りなかったと、切り替えて頑張るしかないですし。

 

小さな仕事、小さな収入を重ね、まずは日々を必死で生きていく。

だけどふと振り返ると、あんなことやこんなことが出来るように。

その、「ふと振り返る」が大事なんだと思うんですね。

 

実はいろんな小間切れを持っている人が要るような気がします。

そういう隠れた才能を、これからもっと引き出したいものです。

 

小間切れキャリアカフェ、作ってみるかなー。