blueです。
「自己肯定感って何だろう?」とい う高垣忠一郎先生の心理学講座を受けて来ました。とても良い講座だったのでシェアします!
【長いけどまとめです】
今の世の中、エゴが肥大して、一つの「命」としての自分を見失っている人が多い。
●1970年代半ばからは登校拒否の生徒がぐんと増えた。
それは競争に負けるな!頑張れ!という風潮が高まり子供の心に「地雷」が埋め込まれたから。
その地雷とは「見捨てられる不安」である。
親から期待されて、頑張らないと切り捨てられる!という不安感。
そして
「傷つき易い人」が増えているのは、競争社会で他人として比べられて育ったから。
例えば
算数が出来ないとか漢字が苦手など部分的な事しか見ず子供を否定するから、一部分を否定された子供は自分全てが否定されたかのように感じてしまう。
そんな地雷を抱えているので、戦場のようなこの社会では、誰が地雷を踏みいつ爆発するか分からない。だから突然キレたりする。
「子供が人間として自分の人生の主人公になっていくように支援すること、人間性を育てること」が教育の目的なのに、良い会社に入れるための教育がなされている。
●「平和」とは…人間が脅しで支配されないこと。
(子供を脅しで動かしていませんか?)
「民主主義」とは…1人1人を大切にすること。
●相手を動かすには3つの方法がある。
1. 脅し
2. 有益誘導(宿題出来たらおやつを買ってあげるよ~等)
3. 共感
↓
3つの中の「共感」で人を動かすべき!
『心と心で響きあう教育、子育てで自己肯定感の根を育てる事が大切!』
自己肯定感とは…
自分でここまで出来たがらいいやというある基準を満たした時の「自己満足」ではなくて、
生きていて、その存在だけで素晴らしいのだよという肯定感。
自分が自分であって大丈夫ということ。
●人の期待に応えないとダメ。
褒められないと自信を持てない。
人の目ばかりを気にする。
「良い子」という自我(鎧)に閉じこめられている。
「自分像」を作って、あるがままの自分を出せない。
(+_+)
↓
権力や力のある人にとって都合の良い人になる。
m(__)m
↓
こんな期待に応える人生は良いわけが無い。
評価する人の奴隷。
自分の人生を生きていない。
(@_@)
↓
誰の人生を生きているの?
(゜Д゜)ハッ!
↓
自分で考え、心で感じたことで動ける人になる。
o(^-^)o
ではどうすればよいか?
先生は最後に「共感的な他者になる」
と仰って講義が終わりました。
まず、親として出来ることは
子供に脅しても有益誘導でもなく「共感」してやること。寄り添ってやることが大切なのだと思いました。
「ありのままの自分でいいんだよ」
「自分はその存在だけでいいんだよ。かけがえのない存在なんだよ」という気持ちを持たせてやること。
この土台さえあれば、一つや二つ否定されても揺るがない自分でいられるような気がします。
もっと早くに知っておきたかった…。
人の心と社会との関連性!
でも今からでも間に合う!と思って子供達と、また自分とも向き合っていきたいと思いました。