「ついていけない」ではすまされない 子どものネット事情
平成26年9月28日に開催された講演会の内容をまとめておきたいと思います。
「ネットと上手に付き合える子ども」に育てるために、まずは親が知っておきたい情報です。
ネットに多いトラブル事例
- クレジットカードとゲーム
<例>
クレジットカードの番号を子どもが知っており、学校の友達とゲームをしていて番号を皆でゲーム機に入れ、親に高額請求が来る。
子どもが利用しているゲーム機の設定確認、使用制限、パスワードのロックなどをしておこう。
クレジットカードを大人に内緒で触らせないようにしよう。
クレジットカードは、番号だけで買い物ができることを子どもにしっかり教えよう。
- スマホのアプリでゲーム
<例>
ゲームが面白くてお父さんのスマホで遊んでいた5歳児が、アイテムが必要だと画面に表示が出て、そのままタッチ。そのまま遊んでいると、ある日お父さんにものすごく怒られた。アイテムのゲットにお金がかかっており、高額請求が親に来た。5歳なので何が起きているかわからなかった。
- ネット通販
商品名で検索すると詐欺サイトに繋がる場合がある。
振込み講座、住所、電話、返品ができるかなどを確認しよう。
ブランド品や激安商品は注意しよう。
必ずサイトの信用性を確認しよう
- 無料通信アプリ
なぜ無料なのか・・・自分の電話帳のデータを会社に提供することになる。
会話の内容も一部記録されるなど、個人を特定される危険性がある。
- オンラインゲーム
課金が多く、無料で遊べる範囲は少ない
ルールを守って遊ぼう。
- SNS・動画など
写真で個人の特定ができる。
写真やブログアップ時に現在地がわかってしまう。
設定に注意したり、自身の身を守るために、誰に見られてもいい内容のみ入れ、個人的なことを書かない。
ネットでは情報が拡散し、時に取り返しがつかなくなることも知っておこう。
- ネットサーフィンによって、悪質なサイト、出会い系サイトに誘導されて性犯罪に巻き込まれる。
機器に振り回されるのではなく、上手に使用できるように仕組みを熟知し、ウイルス対策などもする。
困りごとがあれば消費生活センターに相談しよう。
丹波消費生活センター
0795-72-0999
消費者ホットライン
お近くの相談窓口に繋がります
0570-064-370