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発行日時
2014-12-23 22:20
見出し
カツオ節は毒物?EUが輸入を認めない理由
リンクURL
http://www.voluntary.jp/weblog/myblog/620/3977782#3977782
記事詳細
カツオ節は毒物?EUが輸入を認めない理由
田中 淳夫 | 森林ジャーナリスト 2014年12月21日 14時19分 来年5月にイタリア・ミラノで開催される国際博覧会。
テーマは「食」だ。
日本もその場を通じて、
ユネスコ無形文化遺産になった「和食」を大いに広めたいところだ。
ところが、日本館のレストランで使用する国産の水産・畜産物の食材の多くが、EUの食品の安全規制に触れて持ち込めないそうである。 たとえば毒魚とされているフグや、細かな規制のある(牛肉以外の)国産肉類、乳製品、そしてカツオ節だ。
とくに問題となるのは、カツオ節だろう。「
和食」の魅力を広める好機と思われるミラノ万博で、肝心の和食の味を決めるダシを取るものだからだ。 しかし、なぜカツオ節がいけないのだろうか。 実はカツオの切り身をいぶす製造過程でタールや焦げの部分が発生し付着するが、そこに発がん性物質「ベンゾピレン」が生成されるからだという。 その含有量がEUの基準を超える点が問題視されているのだ。
また、本枯れ節のように乾燥・熟成にカビを...