12月も中旬になり、身体の芯まで冷える毎日です。出かけるのも億劫になるような寒さ、負けないように気をしっかりしていたいものです。
先日、ITフェスというものが行われました。丹波市のブースも出され、丹波市は「サテライトオフィス」として使える地域ですよ、とPRが行われました。
現在のITの仕事は、必ずしも職場が固定である必要はありません。職場がないことは不便かもしれませんが、毎日、決まった時間に家と職場を往復する義務をそこまで必要とされない人は多くいるのです。
だったら!
自分の予定は自分で決めて、自然の豊かなところで過ごしませんか?という提案がされました。
生活コストがかからないこの地域では、あくせくと働かなくても生きてはいけます。余剰してきた時間で自分の好きなこと、本当にやりたいことを始めることもできます。
すべての働く人々がその通りだと思って早速移住することはないでしょう。
しかし、響く人には響くのです。すぐには無理でも、その働き方に興味をもつ人はたくさんいます。
そういったニッチなところにいる人々。この人々に届ける情報は、生半可ではいけません。関心が強いからこそ、時間を割いた情報を求めているのです。
そして、こういうニッチで質の高い情報を集められる人は、都会で働くよりもより自分に合った環境でお金を集められるのだ、と横田さんはいいます。
移住者を集めたい人や、地域の盛り上がりを高めようとする人など、丹波市と似たような危機感を持っている人たちは増えています。
この流れは心強いものでもあると同時に、
競合が増えるという事態でもあります・・!
マーケットという視点で見た時、「気合いを入れないといけない」と横田さんは気を抜きません。
もうすぐ2015年がやってきますが、1月10日地域ツアーが企画されています。ITフェスではしっかりこちらの告知もされたそうです。
丹波にはいろんな人が訪れ、招かれ、気づきやつながりが生まれています。これからまたどんな広がりを見せるのでしょう。
筆者:水谷 冬妃(都内でも雪が観測されました・・)