お盆休み真っ最中ですね。
水谷です。東京はすこし静かな気がします。
常に活動している横田さんですが、今回教えていただいた取り組みは8月23日まで、まさに「今、取り組んでいる」頑張りです。
それは、丹波市出身のアーティストの凱旋ライブを殆ど勝手に応援する!というもの。
2008年から大阪を拠点にライブ活動を開始し、2011年夏にはあのフジロックフェスティバルにも出演するという経歴を持つ「小南泰葉」さん。
今年10周年を迎える彼女は、8月24日(日)に丹波市で一番大きいホールにて凱旋ライブを行うのです。
しかし、他の地域では500人規模のライブハウスチケットが即売り切れとなる人気アーティストにも関わらず、地元丹波での売れ行きは普段に比べて決して良くはない。
横田さんは思いました。
「そりゃ、他の町ならあり得るかもしれない。凱旋ライブ、全部が全部うまく行くことはない。
でも丹波でそんな話はちょっとさみしいのとちゃうかな。」
小南泰葉さんにとって、丹波市はただの故郷ではないそうです。
彼女は丹波市で暮らしていた頃、引きこもりの経験をしていました。そんなポジティブではない記憶が残る土地で、今年の夏、初のワンマンライブをするのです。
下積みで苦労して、丹波で経験した記憶を乗り越えて、がんばって外で活躍して、それでまたここへ戻ってきた女の子。
音楽の内容のことは正直よくはわからないけど、丹波は、そうやってやりたいことがある子を放っておく、そんなさみしい町やない。
このライブのチケットを売る運営側で活動している女の子も、丹波出身の女の子だそうです。
せっかく地元へ戻ってきたアーティストに最高のライブをしてもらいたい。その方はそういう思いで今現在奮闘しているそうです。
日本全国どこでもそうかは知らないけど、この町ならみんなが動いてくれると知っている。横田さんはそう言います。
誰かが誰かを思いやっていたら、「しゃあないなぁ」と言ってかまってくる優しさ。めんどくさいものだけど、ほっとかない優しさ。それがここにはある。
このことを、横田さんは自身の選挙のときに経験しました。
だから、日頃から自信を持って思いを口に出し、丹波のみんなを頼れるのです。
凱旋ライブまで、10日を切りました。
今日も、丹波では誰かが誰かを思いやっているんだ。そう思うと、ずいぶん離れた土地のできごとだけれど、胸が熱くなりました。
小南泰葉 凱旋ライブ
8月24日(日)
丹波の森 公苑ホール
http://eplus.jp/sys/T1U14P002130694P0050001