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切り抜き詳細

発行日時
2014-1-27 9:50
見出し
丹波市もまた、若者はIT化していくのであった
リンクURL
http://yokotaitaru.com/archives/611 丹波市もまた、若者はIT化していくのであったへの外部リンク
記事詳細

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丹波新聞の日曜日版に、「おお、なんかWebニュースっぽい文面が載ってる、なんじゃろか!」と思って読んでみると、市教育委員会が丹波市内の中学生と小学3年生以上を対象とした携帯電話の所持率の調査を行ったものでした。

大人の人たちはこれを読んでどう感じるのか分かりませんが、とにかくLINEすげーーーーってなります、僕は。そりゃ持っている子たちが何で楽しむかと言えば、メールだろうなーって思うんですが、やっぱりフツウにメールやり取りするよりはスタンプ充実しているLINEでギャハハと楽しめる方がいいんでしょう。実際スタンプでアホみたいなやり取りするのは楽しいっちゃ楽しいですからねー。

 

まあこれって、一時期のポケベルですよね。なんか不明な暗号のような数字でやり取りしてた時代から、ケータイメールに移行し、それがLINEに移っただけですから、その世代の人にとっちゃ懐かしいくらいの話です。僕も思春期の頃には野球と恋愛とゲームしか興味なかったですから(笑)、友達とメールで笑えるようなやりとりをしていたり、ケータイに好きな女の子からメールきたら超ドキドキしてやり取りしていたし、その刺激に勝る楽しみというのはなかなかみつからないだろうから、子どもたちがコミュニケーションツールとしてケータイにハマっちゃうのも分からんでもないですよねー。

 

さて、それでは絶対それしか楽しみがないかというと、たぶんホントはそうでもない。やっぱり合間合間のヒマな時間を潰すのにそういったツールが使えるだけで、メインで何かに没頭しているときはそうはならない。例えば高校生のときには、受験勉強の息抜きとして、学園祭に出る為のバンドを組んでいたんですが、この時間にまでメールのやり取りはしてないわけです。だから没頭出来る何かを一緒に探してあげるといいかもなーなんて考えてたりするわけです。

 

僕が中学生のときには、野球して家に帰ったらゲームをする、というのが習慣でした。中学の途中から、週に2回は学習塾に行くようになっていましたが、塾長の雑談がすべらない話なので最高に面白くて、いつも2ネタくらい披露してくれるわけですが、全くネタが被ることもなく、絶対面白いっていう、今でも驚異的だなあと思う話術でした。だから、その塾も塾長の雑談を聴きたいがために行っていたようなところがありました。

 

とーにかく、塾に行くことがすごく面白かったわけです。で、AクラスとBクラスがあって、成績の良いAクラスじゃないと塾長の話が聞けないっていう縛りがあって、これが自動的に頑張るモチベーションが湧いてくるっていう構造でして、これも素晴らしかったなあ。だってどうしても面白い方に流れるんだけど、そうすると親も安心っていう、すごく良い仕組みが出来てましたわな。

 

まあ、そんなわけで面白いことばっかり追求するのが中学生。その面白いことを続けていても、親が安心して、かつ将来に積み上がっているものがあるとしたら、きっと何かを巻き込むことは出来そうな感じです。さー、中学生にLINEを交えて、なんか面白いことさせてみようかなあ、ははは。

 

しかし、そういえば塾の先生元気かな〜。

桑名市に戻ったときにでも顔を出してみよう。