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2014-1-21 23:20

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原点に戻るこころの塾

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一旦休止しており、久々に経営者塾が開かれました。

この経営者塾は、２０１１年７月から始まり、もう３年目も半分を迎えるものとなりました。主に、経営者の方を対象にした塾であり、徹底的に事業構造をヒアリングしたり、経営分析手法の基礎である、３ＣやSWOTを用いたり、経営者自身がそもそもどういう生き方をしていきたいのかを尋ねたり、割と経営者自身が人生を深く振り返る機会になる場面もあるような議論の場として続いてきました。

 

久々の今日は、どうもいつものメンバーが集まりませんでした。普段から割と深い議論をしてきた仲間ですので、改めて話題に上がる企業として手を挙げるメンバーがいなかったのもありますが、結局参加者が集まらないまま当日を迎えました。率直は気持ちでは、こうしてここまでやってきたけど、あまりメンバーが必要としてないものならば、無理して続ける必要もないかなーと思っていました。

 

しかし、本日ふと出会った個人事業主さんが、本日のテーマにするにはちょうど良い悩みを抱えていたので誘ってみたところ、是非とも行ってみたいということで突然来て頂くことになりました。すると、事務を務めている、みんなの村の前川社長も同タイミングでひとり声をかけており、結局は本日２名分の事業相談の場となりました。

 

この塾の良いところは、会社の利益を最優先しないことです。儲けたいだけの経営者に来てもらっても喜んでもらえないであろうコンテンツとなっており、とにかく経営者自身の人生は豊かになるのかどうかを最優先に考え、必要な利益はいかほどで、それを実現するために必要な行動計画は何かを考えて、実行するまでを約束頂くというものとなっています。

 

なので、決めた約束を守らなければ、何も生まれないのです。最後の最後、自分がちゃんとやれば良いイメージが湧いたものを実行すれば良いだけのところまではもっていきますが、その先に本人がやるかやらないかについては判断に任せています。自主自律でやっていかない限り、誰かにモチベーションの源泉を預けるような経営者は幸せになどなれない、と思っているからです。

 

今日もそんなこんなで、ああでもないこうでもないと、人の人生に土足で踏み込んで、勝手なことを言いまくりましたが「こんな風に素直に自分の気持ちを話せたのは生まれて始めてでした」と言ってもらえました。なんだかいろいろと抱えておられましたが、きっとこれから明らかに前向きに生きていくんだろうなと確信するような、晴れやかな顔に変わって、懇親会でも楽しくお話しされていました。

 

とにかく、人が前向きに希望を持った考えに変わるってのは素晴らしいことだなと思っています。自分がやりたいことを口に出し、それに向かって前に進み、夢の途中で楽しく死んでいけたら、きっと人は幸せなんじゃないかなーって思うからです。達成することが大事なのではなく、目標を掲げて、ああでもないこうでもない、アレが良い悪いなどと言いながら、叶っていったりいかなかったりの過程を味わうのが、人生の彩りではないかと思うからです。

 

そういうわけで、今日はそんな話が久々に出来て心地良かったです。やっぱり人数が少なくても、この「中岡塾」というこころの塾には、誰かの人生を大きく変える影響力があるんだと再確認したので、やっぱり今後も当分続けていこうと思いましたとさ。