毎年各地で成人式行事が行われる季節となりましたが、本日は丹波市でも成人式が行われました。
若者活性化グループgraine(グライネ)さんが企画で協力し、今年はなんと司会進行も新成人の方々がオープニング企画を行うというものでした。不慣れな感じではあるものの、整っているだけがすべてじゃないし、みんなで作り上げることを不安になったり楽しんだりしている様子が伺えて、大人の先輩として参加していた者としては、すごく楽しい企画になっていました。
こういう企画に参加していて、実は僕ら大人がシャキッとするなあという気持ちなんです。市立の教育機関においては、入園入学・卒園卒業という行事に来賓として参加させて頂く機会がありますが、毎回ほんとに子どもたちの元気な姿を見るのがとても幸せです。懐かしいような気持ちにもなるし、そのとき同じような気持ちで見守ってくれていた沢山の方々がいたことにようやく気付き、当時には感じ得なかった「感謝の気持ち」で心が暖かくなるからだと思います。
僕らが彼らを見守り、そして憧れてもらえる存在となることで、この町に帰ってきたいという気持ちになるのだと思います。僕らは胸を張ってこの町で生きていく事を誇りに想い、楽しみ、幸せであることを、堂々と語っていけたらと思いますね。式典の度にそんな気持ちになります。
本日開催された成人式もまた、そういう気持ちになる行事です。まあ全国的に、白の紋付袴を着ている若造はヤンチャで目立ちたがりと相場が決まっていて(笑)僕らの成人式の時もそうだったなあと、なんかひとりで面白がってニヤニヤしておりました。小さめの拡声器を使って、「おーい、○○どこにいるんだ!」とかいってフザけているのもいましたが、それはカワイイもんで、丹波の新成人はおとなしくて素直だなあという印象でした。
インターネット上では、北九州やら沖縄やらの新成人がいつもこぞって「俺たちのカブキっぷりをみろ!!」と言わんばかりに、この日にめかしこんで一生懸命に目立とうとしています。全然悪い事じゃないし、もちろんそれはそれで頑張ったらいいけど、瞬間最大風速で目立つよりも継続的に目立つ、何度も目立つような、めざましい活躍を、地域のために、日本のために、命を賭けて一生かけて、やってみてもらいたいなあと思いますね。
女の子たちは完全に着物ですね、最近は。なんかふっと見つけた昔の成人式の画像を見ていると、着物じゃなくてスーツが主流だったようだと気付きました。丹波女子皆着物も悪くないですし、素敵で良い感じですが、みんながみんな一緒の格好っていうのも面白みに欠けるような気持ちになりましたが、まあ日本人だし晴れ姿は着物で良いかもですね。
髪型が個性がありそうでないのが気になるのですが、高島田とか全然いないんだから、毛染めすることなく黒髪できちんと高島田とかにしたらむしろ目立つし面白いのに・・・。ってか、面白がってちゃいけないのか(笑)