まちづくりのアレコレを昨年仕掛けまくりました。
本当にいつもみんなに助けて頂いてます。ありがとうございます。
さて、とにかく今年は「中にいる」「中でやる」をやりたいです。
去年いろいろとやりながら、いつも「手が足りないぜ」と思ってました。
だから、どんどん外からやってくれる人が集まってもらえるように、
お願いしちゃー巻き込んで、巻き込んじゃー連れてきて、
連れてきちゃー移住してもらうっていうケースがありました。
おかげで、今年進みそうなプロジェクトで主役になって頂いてます。
でもそのプロジェクトは単品で終わっていくはずがないのです。
みんな、どうしても僕が東京に移住者を集めにいってたかを
きっと知ることになると思います。
だって手が足りなくなるんだもの!人材が欲しいんだもの!
まちづくりは様々な方が関わるので、少し広く視野を持てば
これもそれもあれもどれも、今やっているものから手が届きます。
手を拡げるのが良いとばかりは思いませんが、まだまだ着手を
したいものが両手いっぱい、夢いっぱい。尽きませんねー。
さてそうすると、どうしても手が足りないことになっていきます。
そこで一緒にやってくれる人を探し、地域で生きていくための
支援をしていきながら、移住をサポートしていく人がもっと
増えていく状態を作らなきゃいけないなーと思っています。
移住してもらうコツは何かということをいろいろと言われますが
「仕事があること」という王道の理由はさておき、意識をしている
3つのポイントを共有しておこうと思ってブログに書きました。
ポイントというか3つの心構え。
・相手が何をしたいのかをきちんと聞く
・丹波で出来ることがあるなら、それをきちんと伝える
・その人は来てくれるものと信じて呼びかけ続ける
これに尽きると思っています。
相手が何をしたいのかをきちんと聞く
とにかく強引と思われがちなのですが、あまり間違っていませんが(笑)
でも相手が望んでもいないことを無理矢理やってもらい、やる気満々で
移住してからフルパワーで仕事してもらえるほど、人を操るような能力は
全く持っていませんので、普通のことを普通にやっています。
どんな人ともそうですが、相手が信頼をしてくれる限り
「いまどんな生き方をしているのか」
「これまでどんな生き方をしてきたのか」
「これからどんな生き方をしていきたいのか」
をきちんと会話して、相手のことを知りたいと思っています。
話をしていてそれが分かったら、
「これから望んでいる生き方を、どう実現したいのか」
「その実現に向けて、どんな障害があるのか」
「その障害は、どこで、だれとやる方がやりやすいのか」
ということを教えてもらうようにしています。
たまたまそれが、今住んでいる場所ではなく違うところでしか
出来なさそうなものだったなら、移住したら良いんじゃないかと
普通にオススメします。だって、そこでは出来ないんだから。
と、ここまではほぼ丹波に移住したらという気持ちはありません。
丹波で出来ることがあるなら、それをきちんと伝える
ここまでのやりとりでは、相手の話を聞く以外のことはしません。
もちろん、こんなことをしているというのが既に伝わっている可能性も
ありますが、それはさておき、大事なことは相手は何がしたいかです。
何かを始めるにあたり、場所は重要だったりします。
もちろんどこでやっても頑張る方法があると思いますが、比較的
移住がし易いとか、人が集まり易いとか、自分が何かを始めるのに
その土地に必要な要素は何かというのを一緒に探していくわけです。
それで、今の丹波市は仲間がすごく多いので、何かが始め易いのです。
若い仲間も居ますが、年齢が上の世代の方々で尊敬出来る先輩たちが
若い自分よりもよほど仕掛けているという事実に頭が下がるのです。
だから連れて来て話を聞いてもらうと、みんな魅力的に感じるんです。
ネットワークがつながることが容易なので、アイディアも集まるし、
手段も集まるし、知恵も人手も道具も場所も、集まって来易いのです。
地域特性として
「対話を通じてアイディアが具体化しやすい」
「具体化したアイディアを既に形にしている人が多い」
「誰かのチャレンジを素直に応援してくれる人が多い」
これらの特性があることを僕自身はいつも念頭に置いています。
それを裏付けるのが、今まで自分が関わって来たり、みんなで
作り上げて来た事例になっていて、事実に勝る説得材料はありません。
もしも丹波で、その人の夢が叶うのなら、全力で支援していける体制が
作っていける可能性があると思えたら、そのとき初めて声をかけます。
「それ丹波でやったらいいじゃん(やってよ)」と。
あとは、純粋さとしつこさです(笑)
ただ誰にもしつこいわけでもなく、諦めるときは光の早さで諦めます。
でも絶対にその人と一緒に仕事がしたいんだと思ったら、やっぱり
その人が来てくれると信じて呼びかけ続ける情熱は必要だと思います。
だって、これまでのやりとりで、いまそこにいるよりも踏み出した方が
幸せになる可能性が高くて、丹波でやれそうなことがあるとしたら、
「もう早く来たらいいじゃん」ってなるでしょう。なりますよね。
だから純粋な気持ちで、いえるわけです。
「そこにいるより、ここにおいでよ。一緒にやろうよ。」
それを伝える方が、相手だってきっと来やすくなると思うんです。
それに本当に必要な人材だと思うなら、僕は何度伝えても来てほしい。
そして何より、きっとこの場所で一緒に幸せになれると信じています。
ほら。そんなに難しいことをしているわけでもない。普通のこと。
こういうことを大事にして、新たな仲間が増えてくれると嬉しいです。