平成25年10月26日の子育て講演会 「嬉しい言葉が自分を変える」
足立誠子さんが内容をまとめてくださいました。
「嬉しいことばが自分を変える」聴いてきました。
要点をまとめると
◆間違った褒めかたをしなければいくらでも褒めよう。
(間違った褒め方とは、「わがまま言わなくていい子ね~」と褒めると、わがままが言えなくなる。このような余分なプレッシャーを与える褒め方。)
◆叱るとは、感情的、否定的なこと。
日常的に叱ったり、悪いことするとおじさんに叱られるよ!という風に言うと、叱られなければやってもいいんだと聞き流すようになる。
◆叱るのではなく、語りながら、どうしたらいいのか教える。
◆褒めよう! 前向きな言葉に変えると発想も変わる。
◆子供の好きなことを応援する。
一緒に体験したり興味を持つ。
(例えば魚が好きなら図鑑を買ったり水族館に連れて行く)
◆ぐずぐずしている子供に、早くしなさいと良く言うが、子どもは自己改造が苦手なので、ぐずぐずは治らない。
だけど本人が必要だと感じてやる気スイッチが入ったら治る。
それまでは、「後何分で片付けられるかな~?お母さんと競争しよう!」など、プラスの言葉で行動を促すのが大切。
◆夫婦喧嘩は子どもの居ないところで、時間を決めて犬語でワンワン!と怒鳴りあう(笑)
◆「子供なんていなかった方が良かった」など、存在を否定する言葉はダメ。
「忙しいから後で」と言わず子供の話を1分でいいから聞いてやる。
◆出来ていない時に叱るばかりでなく、出来ている時にも褒める。
アラームをセットして褒める時間を作り習慣にする。
◆ノート綺麗だね~と、字が汚くても褒める。汚いと否定されてないから綺麗に書いてほしいというメッセージは伝わるので、ノートに綺麗に書くようになる。
◆人と比較しない。
◆やろうとしていることをついつい先に言ってしまう。
「今やろうと思っていたのに…。」
その子が生まれ持ったリズムは変えられないので、ゆっくり、おっとりしていることは良いこととして受け入れよう。
◆「何回言ったらわかるの!」
子どもはなかなか出来ない。
出来ない事は出来るように手助けする。
例えば「帰ったらうがい手洗い」の写真を玄関に貼って見える化する。
夕食の時、お箸と一緒に歯ブラシも置いておく。
◆否定語をやめる。
褒めて自己肯定感を育てながら、必要なスイッチが入るのを待つ。
自己肯定感がある人は必要なスイッチが入った時頑張れる。