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切り抜き詳細

発行日時
2013-6-27 22:19
見出し
パチンコが出来る議員になる
リンクURL
http://yokotaitaru.com/archives/425 パチンコが出来る議員になるへの外部リンク
記事詳細

 

日々進化する(と願う)丹波市議会に所属しております横田です。

 

今日は広報委員会がありました。

広報委員会というのは、議会報の内容を決めるための会議です。

議会報とは、議会でどんな話をしたのかを周知する紙媒体です。

大事なことは、全員一致の意見を載せなければならない点です。

なぜなら、議員はひとり。議会は、20人。これは議会報だから。

なので「議員」報告では主観が入りますが、「議会」報告には主観ナシ。

 

僕も文章がぜんぜん巧くなかったり(とりあえず長い)主観も強く、

理解不足もあったりして、なかなか戦力として弱い状況です。

 

そんなペーペーですので、なかなか広報委員会に影響力を持って

関わることが出来ないため、議会報についてはうまく面白い記事を

載せるまでに至ってないわけです。まことにムズカシイ問題です。

 

イニシアチブ(主導権)は委員長にありますが、どうしても業界に

どっぷりと浸かっている方なので、市民目線で面白いことを書こうと

提案をすると「議会報はそういうものではない」とか、「これくらい

の文章くらい読めるように市民が勉強するべき」とか言っちゃいます。

 

時代や環境に合わせて告知していくのが広報であって、読めない文章

を粛々と書くのは微妙なんやけどなあと思うのですが、そういうことを

言ったところで理解してはもらえないので、今は粛々とやるのみです。

 

まあ、内容の自由度は非常に非常に非常に低いですが、丹波市議会は

facebookページがあるってだけでもすごいことですからね(溜息)。

 

つくづく、議会にいると「折り合い」という言葉が腑に落ちますね。

大人の階段をのぼりたい方は、まずは市議会で勉強してくださいね。

 

市議会議員になる方法は、正しいやり方ではありませんが、

率直な経験談をお話しすることが出来ますので、いつでも

お伝え致します。ご相談くださいね。なんつって。

 

――――――――――――――――――――――――――――――――

 

さてさて、その後にちょっとしたゴハン会がありました。

 

新人議員で慰労するような内容で、あまり面白いものではないですが

各々の新人議員が議会活動を通じて、意識が高まっているのかどうか

を確認していくには、絶好の場なので、そういう目線で出席をします。

 

さて、そんな感じで、今日はどんな意識の高い話が聞けるかなと

楽しみにしていましたが、今回もなかなか素敵な話がきけました。

 

 

同僚議員から、「ワシはパチンコが出来る議員になるのが目標なんや」

という完全に「なんも言えねえ」と思わせられた発言があったのです。

 

どんな持論かというと、「パチンコくらい行けるような議員がいい」

「パチンコを堂々と出来るくらい、俺は仕事をしている」と言いたい。

 

どうやら、パチンコ行ったりとかすると、周囲から見られているから

控えた方がいいよという話をアドバイスされたのが嫌だったようです。

 

なるほど。おもしろい。

あまりに面白かったので、こう切り返しました。

 

「それはすごいですね。じゃあ僕はついていって、○○議員の写真を

インターネットで流しましょう。○○議員の主張も日本中に広がり、

それに共感頂ける方が見つかるかもですね。すぐやりましょう。」

 

すると。

 

「いやいや、今はそこまで自信がない。もうちょっと自信を持って

主張出来るようになったら、な。そういうことなんや。」

 

ふーん・・・。やらんのか、勿体ない。

おもしろくない。

やりゃいいのに。そうすれば盛大に――――。

 

というわけで、盛大に議員というものの資質を世の中に問える機会に

なると思いましたが、まだ自信をお持ちでないので、世の中に意見を

問えないようです。皆様、その機会を乞うご期待。

 

さて、○○議員の勢いは留まりません。

 

丹波市では昨今、本会議にはスマホとタブレット、その他の会議では

ノートPCも持ち込めるようになったという、急進化を遂げています。

 

丹波市の自治体LINEページは、関西では登録者数がナンバー1でして

人口に対する登録者率でみれば全国1位になると思われます。

昨今の丹波市の情報化は全国でもトップクラスの進化速度だと思います。

 

偉大なるそのお方は「JRAのアプリを使って馬券を買うためのタブレット」

という話を堂々と展開されました。丹波市議会が画期的に取り組んできた

情報機器の導入についても、人によっては各馬の情報を得て、正しい馬券

を買うための便利な機械になってしまうのだなあ。

 

僕はここでもやはり「なんも言えねえ」となりました。

 

丹波市議会のルールでは、インターネットで情報収集する以外の、

メッセージや書き込みなどの情報通信は禁止されています。

 

なので是非とも「ルールは破るためにある」的な男気溢れる行動に

やはり堂々と打って出られることに期待したいと願うばかりです。

 

「本会議中に馬券を買った議員を処分。

 

議員コメント

 

レースは会議室でやってるんじゃない!競馬場でやってるんだ!」

 

的な見出しが躍ると、政治に興味を持つ若者が増えるかもしれません。

踊るインターネット回線。いや、べつにウケとか狙ってないです。