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切り抜き詳細
発行日時
2011-7-15 7:37
見出し
被災地ボランティア 体験報告レポート
リンクURL
http://blog.goo.ne.jp/goonews_soccer/e/c97c2444ecc2d9497c4117e71f72fc2e?fm=rss
記事詳細
東日本大震災から4ヶ月。
今田まちづくり協議会からも震災支援ボランティアに前川 浩之さんが参加されました。
ボランティアの体験を写真と文で報告していただきました。
8日から11日にかけて篠山市社会福祉協議会が主催する東日本大震災支援第3次ボランティアに
参加してきました。
27歳から65歳まで女性4人を含む22名が、そのうちなんと今田から6人も参加でした。
大型バスに乗り込み夕方6時に出発、翌朝7時に宮城県 東松島市に到着。
ボランティアセンターで作業場所の指示を受け、一輪車にスコップやジョウレン・土嚢袋を積み込みさあ出発!!
一見普通に見える新興住宅地でしたが、よく見ると胸元あたりに津波の痕跡がありました。
この日は地元自治会の方と一緒に側溝の泥上げで、20〜30センチくらい堆積した真っ黒い粘土状のヘドロを土嚢袋
に詰め込んでいきました。
ちょうど梅雨も明け34度という猛暑の中での作業となりました。
おまけに2日目は津波注意報が出るほどの大きな余震がありサイレンが鳴り響き一時待機命令が発令されるほどでした。
私は努めて現地の方と交流をしてきましたが、一緒に作業をしたおばさんは、2人のお孫さんが行方不明のままだと、
また、別の男性は会社の2階で津波に飲み込まれ泥水が引いていくとき
何かにつかまって命を取り留めたと話されておりました。
町も人も深い傷を負ったままですが、しっかり前を向いて歩みだそうとしておられるのが感じ取れる町でした。
町ごと壊滅という甚大な被害の女川町や道路脇に無造作に立ち並ぶ1階が筒抜けになって放置された家屋、
いったいいつになったら手がつけられるのか・・・。
テレビで復興という言葉は聞くけれど端々で行政の支援も受けられずに、
もがき苦しむ人たちの悲壮な叫び声が聞こえてくるようでした。
私たちは、たった4日間の微力な体験ですが語り伝えていきたいと思います。