5月23日、
CLAIR(The Japan Council of Local Authorities for International Relations)
略して(財)自治体国際化協会のシンガポール事務所を訪問。
一言で言えば、
都道府県や市町など地方自治体の国際戦略の支援を行う機関。
本年4月から出向されている、
丸山巌調査役から、シンガポール情勢と、
観光産業の現状を説明していただいた。
右、兵庫県出向の丸山巌調査役
中央、国から出向の岩井昌也次長
左、埼玉県から出向の長濱尚調査役
印象に残った話題を二つ、
その1、
シンガポールの治安は非常に良好。
拳銃の所持や銃口を向けただけで死刑、
麻薬所持も死刑、強姦も死刑、
女性の深夜外出も全然大丈夫、
従って犯罪が少なく、組織暴力団なども存在しない。
その2、
日本人の決断の遅さ。
日本人はNATOと呼ばれているそうな。
Not Action Talk Only
(議論するばかりで行動しない)
シンガポール政府が企業誘致策を説明しても、
ちょっと待って下さい、上司に報告しますと本国へ戻る。
上司を連れて来て説明を聞いても、社長に相談と帰国。
社長が来訪して説明を聞いてやっと決断。
しかし、その頃には、既に韓国や中国の企業が操業を始めており、
遅れた日本企業が苦労するといったパターンが多いとか。