5月22日、
自民党IR(Integrated Rezort)研究会のメンバーとして、
シンガポールを訪問。
JETRO(日本貿易振興機構)の
前田茂樹所長から、現在のシンガポール経済と
観光産業政策について、
懇切丁寧な説明をいただいた。
シンガポールのIR(総合リゾート)振興政策は、
リー・クアンユー首相時代には全く進まず、
息子であるリー・シェンロン首相が、
2005年にIR構想を打ち出し、
2006年にカジノ管理法を制定して、
具体的なIR整備へと進展していった。
2010年から、
セントーサ島にゲンティン社(マレーシア)、
マリーナ・ベイにラスベガス・サンズ社がライセンスを取得し、
現在の隆盛に至っている。
意外にシンガポールIR事業の歴史は浅いが、
今やマカオ、ラスベガスに次ぐ世界第3位の地位にある。