今日は丹波市市島町のライフピア市島で開催されていた
循環型環境フォーラムで、クリーンセンター事業について
市役所の環境整備課の職員の方々が説明していました。
この施設は、僕が知る限りの数少ない知識では
耐用年数が限界に達した氷上町のクリーンセンターの建て替えに
炭化方式というゴミの燃やし方を検討していたら、ポシャりました。
それで時間がかかって焦ってバタバタしつつ、ストーカ方式という
焼却方式でのゴミ焼却炉の入札を待ち、2012年9月の議会で可決を
されて建築が決定したというものです。
ちなみにストーカ方式とは、そんなに難しいものではなくて、
薪ストーブなんかでも下に通気口がないと燃えにくいんで、空気が
通りやすいように網目になっているんですけど、ああいうのらしいです。
これがトンあたり5000万円程度で作られている他の自治体と同じ方式で
なのに関わらず、丹波はトンあたり1億円くらいで作られているから、議員や
市民の中で市政に割と興味がある人の中で怒り心頭の話題になっているのです。
まあ、そういういわくつきの事業になっちゃってるクリーンセンター事業。
無駄に高く作っちゃうから格好つくようにしたいからか不明ですが
循環型社会のメッカをつくる
そんな言葉を使っていましたが、コレは夢があっていいと思いますね。
はい、それは良いと思うんですが。。。なにか、ちょっと心配。
技術革新は日進月歩ですから、常に新しいモノが生まれます。
今の技術ももっと安価で提供され、必ずより良い方式が生まれます。
で、そのとき、このクリーンセンターは時代遅れになるわけですが。
で、そのとき、ちゃんとメッカになれるんですかね?
そこが心配なのです。
だって最新の建物があるからメッカだとしたら、建物が古くなったら
当然ほかにメッカがいっちゃうに決まってるわけですよ。ねえ。
それはなんか、ちょっと安易じゃないかな〜と。
それはなんか、ちょっと誤魔化してるように思えちゃうな〜と。
まあ、「株式会社耕す」も来てくれているし、フェアトレード系の
お兄ちゃんたちが大量にIターンしてくるというニュースもあるし、
循環型社会に興味がある人が集まってきているのは事実です。
ただ、それと新しいクリーンセンターが結びつくかは、不明です。
というよりも、よっぽどちゃんと結ぼうとしなければ、結べない。
なんか「メッカになったらいいな」っていう雰囲気を感じました。
「メッカにします、俺たちが。」という気概が、事業に見えてません。
なので、クリーンセンターとそういう人たちがつながるウルトラCな作戦を
早い段階から考えておかないといけないんじゃないかな〜と思いましたとさ。
具体策は、僕はまだ考えつきもしてません。勉強しないとな。