海士町という町は、奇跡の島だと言われています。
2300人くらいの島に、300人の若手移住者が来てるとしたら
それは現代のような都市集中の世の中において奇跡と言えます。
僕は海士町には、2012年9月に初めて伺ったんですが、
「なんで島にいるの!?」と思えるような、優秀な人が居ました。
だけど人が人を惹き付けていることもよく分かりました。
今回その海士町からキーマンの1人である豊田庄吾さんが、
ポップアップホールで、丹波市主催のまちづくり講演会にゲストとして、
わざわざ丹波市まで10時間かけて足を運んでくれたのです。
詰めかけたお客さんの数は300人をゆうに超えて、400人近くまで。
とにかく、島で出来るなら、ここで出来ないはずはないという気持ちを
豊田さん自身も語りかけてくれたし、僕もみんなと共有したかったんです。
それがこんなにたくさんの人と一緒に聞けて、本当に良かったです。
まだお会いしてないけど、豊田さんがプレゼンで語ってくれた夢ゼミの
担当をしている藤岡さんの記事を発見しましたが、素晴らしい記事でした。
ここのメモには、講演の骨子が入っていて、一度講演を聴いた人なら
頭の中に思い出せるようなよく出来たメモになっています。
しかし、この藤岡さんも今度お会い出来そうな予定になってますが
すごい賢そうな人だし、なんか地域でチャレンジしている人がどんどん
優秀な人ばっかりになってきたような錯覚すら起こし始めています。
東京でチャレンジするのが当たり前だった昔と比べて、今は東京に
しがみついて仕事にかじりついている人が生まれてきているって不思議。
挑戦する人が、どんどん地方で新しい未来を作ろうとしている。
そういう波に乗るなら、今しかないって思っている。
丹波はきっとその波に上手に乗れる気がするし、また波に乗ってからが
大事で、新しい人が活躍したり、地元の人が輝き出したりするような、
地ならしをしていく意識を、今いる多くの人がもち続けてなきゃ。
そして、僕は僕の立場でしか出来ないことをやろう。
僕のように若いやつが、政治に関わっている地域もまた面白いはず。
元気な地域の中で、いろんな特徴を持ってやっていく、個性を生かして。
丹波を世界中の中山間地域の世界モデルにするぞ。