もはやみんなブログチェックしているのはわかっているので
またこんなことを書くとわが村の人にシバかれそうですけど(笑)
「なるほど THE むら社会」な一日でした。
丹波には小学校区というのがあって、25区あります。
そのうち「南小学校区」が、僕の住む沼貫地区でございます。
2800人ちょっとの地区でして、まあ平均くらいの大きさです。
その小学校区において、奇跡の地域おこしの島といえば「海士町」の
海士町から、非常に大事なキーマンの豊田庄吾さんを招いての、
講演会をすることになったわけです。運営主体は、ぬぬぎ未来会議。
若いIターンやUターンの若者が中心になって、数人のメンバーが
中心でこの講演会を皮切りに、いろんな活動を展開しようという
想いをもって、この講演会にたくさんの人を集客したいと思いました。
でも、なかなか協力してもらえないっていうカベにぶつかりました。
先日も南地区自治振興会(要は地区の自治会ですな)のお偉いさん方に
なんとかこの企画を成功させたいから協力して欲しいと要請しましたが、
正しい手続きを踏まえてないことで、残念ですが協力頂けませんでした。
そう、それがむら社会ってもんです。
どんだけ熱い気持ちがあろうと、真剣にやろうと、頑張ってようと、
やり方や順番を間違えていれば、それは間違ったやり方であること。
考え方として良いことが、必ずしも正しい方法ではないということ。
これに、ドーンとぶつかり、とてもよい気付きの機会を得ています。
そう、郷に入りては郷に従え、という言葉を今夜も頂きました。
今日ホントによかったな〜と思ったのは、この地区に長く住んでいて
この地区の歩き方をよく分かっているキーマンの方に会えたことです。
遠回りして、いろいろと体験して、ここにきて良い出会いがありました。
今回の企画については、残念ですが集客はままならないと思います。
だけど、それだけがすべてじゃないと思うし、今日それを確信しました。
今回の気付きは、そして出会いは、とても価値が大きいんです。
せっかく来てくれるスペシャルなゲストである豊田さんに申し訳ない
気持ちがいっぱいで、正直悔しい気持ちもあるけれど、ここからが
スタートだし、何もかも、ここから始められる。先は希望しかない。
よそ者、わか者、ばか者、とはよく言うもの。
実際、新しい感覚だから出来ることや、気付けることがたくさんある。
だけど、そこは昔からあるしきたりやルールで生活が成り立っている。
それにぶつかりやすいのは、よそ者。そして、空気の読めないばか者。
そういうことを繰り返して、徐々に勘を養っていくんだと思う。
ちゃんとした手順や形式、そして進め方があるんなら、それを学ぶ。
それを学べば何かが前に進むなら、喜んでそれを学んで前に進む。
今日はその大切な一日でした。