普段のお仕事のうち、市民活動のサポートとしてとても学びが
多い三田市のまちづくり恊働センター内の市民活動推進プラザ
でのお仕事で、高校生と関わることが増えてきています。
今日は高2と高3の子たちとお話をしておりました。
いろいろ聞いていると、悔しかったこととか、悲しかったこと
とかちゃんと答えてくれて、すごく純粋だし、よく分かるし、
彼らに成功体験を積ませてあげられたらなあと強く思います。
いろんな悔しい気持ちがあるけど、当たり前のレベルに自分が
至らなかったりとか、他の人と比べて劣っている自分がいて、
自信を取り戻したいって思う気持ちがあることがわかりました。
自分が自信をつけるまでには、得意なものを見つけなくちゃ
いけない時期があると思います。他人に比べて、高評価を得た
ときに自信が湧いてくるというのは、よく分かる気持ちです。
オッサンもそういう時期あったぞ、あったんやぞ。
そうしていろんなことを誰かに負けないように頑張っていると、
いつか誰かが認めてくれるときも来るでしょう。妥協をせずに
いろいろ頑張っていると、どこかが優れてきて、誰かの高評価
を得ることもあるはずです。そうして自信もつくでしょう。
でもそのうち分かってくると思うし、若い人の間では理解を
されやすいことですが、「人としてそのまま大事な存在だ」と
きちんと誰かに認めてもらえたとき、承認欲求は充たされると
思います。何か優れてて、劣っている、そのままが大事だと。
ある男の子は、自分が母子家庭であったことを通じて、同じ
ような境遇にある小さな子たちの力になりたいと言いました。
まじか、高校生まじかと思いました。すげー熱いじゃん、と。
自分が少し辛かった時期があったことを通じて、その辛さを
分かっているからこそ、当事者だからこそ出来るサポートが
必ずあると思う。でもそれをこの若さで、一度でも体験する
ことで、彼はすごく自分の存在価値を感じるだろうと思う。
たまたま三田の職場で高校生に触れる機会に恵まれてるけど
なんとか丹波の高校生とも関われないかなと思っています。
丹波の高校生には、これから夢に溢れる丹波市の良いところ
をどんどん伝えて、いつか戻ってきたい町にしたいですね。
そのためにも、もっと人生を楽しんでいる大人の丹波市民が
たくさん高校生と真剣に語る機会を設けたいですね。
きっと目を輝かせている大人に出会えば、大人も悪くないの
ではないかと思うかも知れないし、丹波に戻って働こうかと
思う若者が増えるかも知れないですから。
若者は熱いですよ。
大人の人から積極的に、真剣に楽しく語りましょう。
大人も熱いですよ。
若い人たちも、面白い大人とたくさん話してみてください。
きっと、お互いすごく良い気付きが得られる時間になります。