今日、元気をもらったblueです。
「そうだ!地域へ行こう!」
~地域とともに育てる地域医療~
高知大学医学部教授 阿波谷敏英先生の講演会が10月4日18時から柏原病院で行われました。
阿波谷先生には2年前の2月、和久先生と高知県須崎市に講演に行かせてもらった時にお世話になりました。
高知では、講演のおまけに和久先生と一緒に龍馬の寸劇を披露し、打ち上げで阿波谷先生にその衣装やカツラをかぶせて盛り上がった事を懐かしく思い出しました。(↑そこですか?笑)
こんなご無礼も笑顔で許してくださる先生。今日もかつての生徒さんに囲まれておられました。
誰からも愛され、人気のある先生はまさに「アンパンマン」
講演に出てきた「アンパンマン型地域医療」はとても分かりやすく
圧倒的に力があるけど1年ほどで燃え尽きてしまう「ウルトラマン型地域医療」と比較してアンパンマン型」は・・・
・地域住民と等身大 ・平和なときもその辺をウロウロ
・大技がないが環境にも優しい
・強力なバックアップ=ジャムおじさん(医大からのバックアップ)
・苦楽を共にするスタッフ=食パンマン、カレーパンマン、メロンパンナちゃんなど
(看護師、臨床検査技師など)が協力する体制が望ましいとおっしゃっていました。
私は、ここに「ピンチを影で支えるパートナー愛犬チーズ(住民)」もいるよ~by地域住民
と言いたかったです。
それにしても敵よりも仲間がどんどん増えるアンパンマンて素敵ですね。
最後のアンジェラアキさんの「手紙」にのせたスライド
~今負けないで 泣かないで 消えてしまいそうな時は 自分の声を信じ歩けばいいの
大人の僕も傷ついて眠れない夜はあるけど 苦くて甘い今を生きている。
人生の全てに意味があるから 恐れずにあなたの夢育てて~
先生が、生徒さんへ優しく語り掛けているようで、感動しました。
「SEED」の話が出てきましたが、講演を聴いていて、(2年前の言葉を借りると)
私には生徒さん自身が種で、その種に先生方が水をやり、
医療実習で訪れる診療所の先生方や地域包括ケアのスタッフが風になり、
地域住民があたたかい太陽となり、皆で医師を育て、高知や各地で立派に花を咲かせる生徒さん達。
そんな姿が目に浮かびました。
地域医療を教育の現場から支える阿波谷先生 本当にすばらしい講演をありがとうございました。