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切り抜き詳細

発行日時
2012-8-29 19:32
見出し
銀河のお祭り
リンクURL
http://mamorusyounika.sblo.jp/article/57873695.html 銀河のお祭りへの外部リンク
記事詳細
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8月13日、子供の誕生日にプールに行ったら定休日だったblueです。
夏の読書に大好きな宮沢賢治についてコタローさんの本を読んでみました。
~~~~~~~~~~
「こんな暑い日はスイカに限る!」
当時、高校の先生をしていた宮沢賢治は、生徒達とスイカ泥棒をします。
「うめぇ~!!」
そこで農家の人に見つかった賢治達。
「逃げろ!! みんな捕まるなよ」
(逃げ延びた一団は)ほっと一息。
「危なかったなー」と顔を見合わせてみんなで笑いあった。

実はこの日の前日、宮沢賢治は、畑の持ち主に事情を話し
スイカの代金を渡していたそうです。
生徒たちに、「完熟スイカ」のおいしさと、「スリル」を味わってもらおうというのが
宮沢賢治のちゃめっけです。

4年の教師生活を賢治はこうふりかえっています。
「この4年が、わたくしにとってどんなに楽しかったか(略)
誓っていうが、わたくしはこの仕事で疲れたおぼえはない」 (かっこいい!)
どんなにテストのできが悪くても、例え0点でも
生徒に絶対に0点をつけなかった宮沢賢治。
たとえ何もできなくたって0点の存在など、この世にいないからです。
 
宮沢賢治の代表作「銀河鉄道の夜」
これは「銀河のお祭り」の日に起きた出来事を描いた作品です。
では「銀河のお祭り」とはいつなのか?
実は、天文学の知識があるとそれがいつなのか特定できるようになっているのだとか。

宮沢賢治の作品には名言が沢山出てきます。
「真の幸福に至れるのであれば、それまでの悲しみは、エピソードに過ぎない」
「宇宙は絶えずわれらによって変化する
 誰が誰よりどうだとか、 誰の仕事がどうしたとか
 そんなことを言っているひまがあるか」 (ございません)

「新たな時代は 世界が一の意識になり 生物と成る方向にある」
(よくわかりませんが、平和や愛の意識になりますように・・・。)

 さて、銀河のお祭りの日
主人公ジョバンニはこう語る。
「みんなの幸いのためならば僕のからだなんか百ぺん灼(や)いてもかまわない」
「けれどほんとうのさいわい(幸い)は一体なんだろう?」
そこにジョバンニが思いを寄せた
「銀河のお祭り」の日は・・・
     8月13日
~~~~~~~~~~~~~~
そう、私の娘が生まれたのも8月13日
私にとって本当の幸いとは、この日の命のプレゼントを
大切に育てる事なのかもしれない。
去り行く夏の寂しさが、やがて来る子離れと重なる夏の午後。

まだ先の子離れを惜しむこと無かれ
「真の幸福に至れるのであれば、それまでの悲しみは、
エピソードに過ぎない・・・」とかっこ良く(!?)自分に言い聞かせる。

そうだ、プールはあきらめよう。
それもきっと小さなエピソードに過ぎないのだから。(笑)