暑さにとろけそうなblueです。
今、ニュースを見ると必ず大津の中学生のいじめ問題のことが報道されています。
テレビでは、誰が悪いの?という犯人探し。
「自殺するしかない!」
いじめられた子の気持ちを考えると大変胸が痛みます。
しかし、回りの大人も何か出来たはず!
犯人探しは警察に任せて、今、出来る事は何かないかな?と思っていたら、
大塚先生という素晴らしい先生の話を聞いたので紹介します。
大塚先生が校長として赴任した長野県松本市真田町のマンモス校は窓ガラスが割られていて、ナント廊下をバイクが走っている(°□°;)
学校の周りはたばこのポイ捨てだらけ。
いじめは日常的に行われていて、不登校の子どもが70人以上。
しかし、大塚先生は三つの改革で見事に学校改革をしたそうです。
その一つは、授業改革。
「授業がつまらないからみんな集中出来ないんだ!」
先生達にお願いし授業を面白くするように皆で考えた。
二つ目は花を植える事。
問題が起こった学校の共通点は、学校に花が咲いていない事。
そこで学校の校門から教室までの間に出来るだけ花を見られるようにプランターで花をいっぱい咲かせた。
三つ目は食事。
大反対の中、給食大改革をした。
パンと麺類をやめ、完全ご飯。(近所の低農薬のお米)
おかずは魚中心。
その改革は見事に結果を出していった。
なんと、どんどんいじめは減ってゆき、結果、二年後には不登校がゼロ、
集中力がついて、学力はどんどんあがった。
「悪い子なんていない。問題を起こすその子の環境が悪いのだ。
それを改善してあげたらその子は必ずやさしくなる」
それが大塚貢先生の信念。
答えは勿論これだけじゃないと思います。
一見、いじめに直接関係のなさそうな事だけど、心を整えるには環境を良くする事が大切ですね。
遠回りにも思えますが、素直に、この大塚先生の奇跡的な結果をしっかり学ぶことも必要だと思います。