1月4日、
日本の各オーケストラから、
コンサートマスターや首席奏者などの
演奏家達を集結させて演奏したら、
果たしてどんなオーケストラになるだろうか?
今から25年ほど前、このような発想から
生まれたのが、
ジャパンヴィルトゥオーゾ
シンフォニーオーケストラ、
『名手達の交響楽団です。
ヴィルトゥオーゾとは、
もともと男らしさ、美徳といった
意味を持ちますが、
現在では音楽的に抜きん出た
優れた技量の持ち主のことを表します。
1991年に試演され、
1992年にオーチャードHにて第1回公演、
以来東京、大阪、名古屋での定期演奏を経て、
今回で93回目を数えます。
2013年以降は、毎年1月4日に、
音響に優れた県立芸術文化センターにおいて、
ニューイヤーコンサートとして継続しています。
今年は、
F.スッペの『軽騎兵』序曲
G.ベルディの『運命の力』序曲
J.ロドリーゴの『アランフェス協奏曲』
H.ベルリオーズの『幻想交響曲』作品14
を素晴らしいテクニックで演奏された。
午前中の県庁新春互礼会に引き続き、
新年に相応しいコンサートとなった。