6月24日、
トランプ政権による貿易に関する関税問題、
秋の中間選挙を睨んでの得票稼ぎだとは思うが、
EUや中国等の報復関税措置の動きを見ていると、
さながら貿易戦争の様相を呈してきた。
アメリカにとって一時的には輸入品に
高関税がかかる為、国内製造業が喜ぶだろうが、
輸出産業にとっては報復関税措置によって
厳しい状況に追い込まれる。
アメリカの農産物輸出業者においても
同様の環境に置かれるわけだが、
いずれにしろ日本の農業生産においては
いずれEPAやFTA等の2国間協議によって
厳しい要求が示され、価格競争も激化すると
予想しておかなければなるまい。
我が丹波地域の農業においては、
引き続き丹波ブランドの質と量を高め、
高付加価値化を一層推進していくことが、
この貿易戦争に勝ち残る唯一の道であると
再認識し、JAの更なるご奮闘を期待する。
JAたんばひかみ通常総代会総会IN丹波の森公苑