木と紙と土展・篠山で素にかえる
http://kitokamitotsuchiten.blogspot.com/
今回、コミュニケーションをテーマに素にかえる試みをしている教室があります。
その中のひとつに
点字を染めた和紙に施している作品があります。
小さな点の集合がひとつの言葉となり
コミュニケーションが広がっていく。
この作品を作るにあたって
綾部の点字のサポートするグループの代表の方と
視覚障害者の方に会って
点字のことをいろいろ教わりました。
視覚障害者の方が僕の作った点字をさわり
読めると言ったときはうれしいのと同時に
驚きました。
ほんの少しの凹凸を手の感触だけで読み取れるという
人間の可能性と
おそらく自分の笑顔を見たことがない視覚障害者の方の笑顔
の美しさ。
人のもつ可能性は、制限するものではなく
もっと先に向かうべきである。
世の中、デジタルになってきました。
そのことに関しては、否定はしません。
でも、デジタルな世の中だからこそ
その中に、あたたかさがほしいと思います。
何か、ヒントを与えることができるかな?
(ハタノワタル)