現代人のぼくたちのタイトなスケジュールは、自然現象のバランスがちょっとくずれるだけで大きくバランスを失います。しかし失うものはスケジュールであって本質的ななにか、大切ななにかではない。

渡辺トモコはトウキョウから丹波まで帰ってくることが出来ず、都会のホテルに宿泊して明日からの授業に備えますが、わたしはずっと家にいてホームページ製作の仕事をひとつ仕上げ、60分のインテンシブなヨガを行い、洗濯をして、少量の米と野菜を食べた良い一日でした。

ヨガは宗教ですが、星占いを信じることでも、輪廻を信じることでも、信仰心を尊重することですら、その目的ではありません。ヨガは洗練された思想であり、星占いや輪廻を信じるかどうかというような二次元の思考からはるか上空に飛び立ち、人間本意の価値に支配された地表に生きることへの執着から悠然と離れて、あま ねき存在に昇華します。

そのプロセスを思考を経ずにアーサナでショートカット出来る根拠のない確信。

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撮影だけの仕事が入るようになってきた。 ブツ撮りメイン。カメラに致命的に興味がないのですが、勉強するのではなくテクノロジーの進歩によって勉強しなくて済む時代を待つことに。

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クルマで10分の量販店より1,000円くらい安かったので、すぐ欲しかったけどamazonの送料無料(非プライム)で買ったら6時間後に届いた。世の中大きく変わりつつあります。

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およそすべての事象の価値は、事象(例文における任意の女性)と、それを評価する主体(例文におけるアネ)との関係性においてのみ決定します。

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ヨガのセッションで「コップに入った泥水」の喩えをよく話します。

「心が穏やかに静まるのを急ぐことは出来ません」
という喩えですが、真意は、
「執着は外ではなく内に向かって常時働いているので、気づきましょう」
です。

コブシを握りしめてサイコロの目を祈る人も、コップの泥水が沈殿するのを「急ぐ」ことが出来ないことを知っています。

いまある姿をありたい姿から開放して、自分に対して厚く積み重ねてきた意味づけがいちまいいちまいはらはらとはがれ落ちていくことに、そのことにさえなんの意味づけもせずにただ気づきます。

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