移転(引っ越し)してから 嬉しかった事と言えば、畑を再開できた事。
篠山生活も気づけば 何と丸9年を過ぎ、10年目に突入してました。
当時 都会から篠山に住みだした頃、開墾して畑にして収穫して保存食作りして、 ほんとに楽しんでました。
居七十七を立ち上げてからは、仕事一筋に集中しよう。と 開き直って、そういう事からあえて遠ざかりました。
ここへ来て(ここ、とは場所や時期や、いろんな意味)、 仕事と生活とが、 様子みながらのバランスを模索して、やっと整合性が取れて来た気がします。
畑で採れた赤カブなどで、ぬか漬けを久々に作り、舌鼓を打てたこの真冬は、小さな幸福を感じました。
春野菜の植え付けまで 手が回らなかったので、こんな風に、薹(とう)が立ってきた冬野菜も 気にせず残さず積んでは平らげています。
素朴な料理をしても、漆器に盛り付けると、手抜き料理なんやけど、 しっかり味わえる日々です。ありがたいです。