家具デザインにおいて、軽快で優美なフォルムを追求してきたオーレ・ヴァンシャー
コロニアルチェアは見事にそれを体現し、彼の代表作となりました
1700年代の英国家具とコロニアル時代に影響を受けたオーレ・ヴァンシャーは、その時代のクラシック家具が持つ格式と優雅さを残しつつ、現代にマッチしたデザインを目指しました
基本的なフレームの構造は、各パーツが格子状にそれぞれを支え合うというシンプルなものです
このシンプルな構造に、丸みを帯びたパーツと細いフレームを簡潔に接合することで、調和と強度、耐久性を得ることに成功しています
コロニアルチェアの良さはその優雅さだけではなく、実用性の高さにもあります
クッションの中材はフェザーとウレタンチップの混合で、身体を預けた際にもっちりと心地良く、
曲線を描きながら下方へ曲がっていくアーム先端に手を掛けると、その滑らかな手触りにずっと触っていたくなります
また、背もたれのクッションはフレームに引っ掛ける仕様、座面のクッションは置き型仕様と、メンテナンスやクッションの買い替えが容易です
座面のクッションを外してみると美しい籐張りが現れ、更に前脚と後ろ脚の断面には挽き加工が施されています
機能とデザインを両立させたこの細かなディテイルに、オーレ・ヴァンシャーの拘りが伺えるでしょう
欧州各国やエジプトを旅行し、様々なインスピレーションを受けていたオーレ・ヴァンシャー
なぜかジャパニズムをも感じさせるコロニアルチェアの佇まいは、そんな背景も関係しているのかも知れません
モダンでクラシカル、和・洋どちらのインテリアにもマッチする、という懐の深いコロニアルチェアは、軽量でコンパクト、座り心地も良いと三拍子も四拍子も揃ったチェアなのです
商品名:OW149 Colonial Chair
デザイン:OLE WANSCHER|1949
メーカー:Carl Hansen & Son|Denmark
サイズ:W650×D680×H850|SH460mm
材質:オーク|ウォールナット
仕上:ソープ|オイル|ホワイトオイル|ラッカー
張地:ファブリック|レザー
価格:¥253,000~417,000+Tax ※仕様により異なります
画像商品
オーク材|オイル仕上 レザー(Sif) ¥327,000+Tax
投稿 OW149 Colonial Chair-OLE WANSCHER- は ARIA 家具とインテリアのお店 京都 福知山市 に最初に表示されました。
シンプルなフォルムのウォールランプ、Toldbod 220
日本でもお馴染み、デンマークのライティングメーカー・Louis Poulsen社のデザインチームにより手掛けられたこのランプ
PHシリーズを手掛けたポール・ヘニングセンが最後にデザインした、楕円形のリフレクターがフォルムのもとになっている
弊社のFUKUCHIYAMA STORE でもエントランスライトとして、壁面に設置したサインを道しるべのように照らしてくれている
シェード内に組み込まれた反射板が、まぶしさを抑えつつ光を拡散してくれるので、表札や店看板などの灯りにもふさわしい
なめらかな曲線を描くシェードは、デザインに無駄が無く洗練された美しさがあり、建築のスタイルを選ばず様々な空間に対応出来る
住宅エントランス用としてデザインされたものなので、屋外使用が可能であるがもちろん室内に設置するのもおすすめである
写真のシェードΦ220mm以外に155mmのタイプもあり、ベッドサイドにおすすめのサイズである
無駄な凹凸のない構造ゆえのお手入れのしやすさも嬉しいポイントである
日中、明かりが灯っていない時にでも、その穏やかな佇まいが不思議と目を引く
華美ではない静かな美しさが愛され、ペンダントライトなども展開する人気シリーズとなっている
商品名:Toldbod 220 Wall
デザイン:LOUIS POULSEN|1982
メーカー:Louis Poulsen|Denmark
サイズ:Φ220×H225×D345mm
材質:キャストアルミ|アルミ| クリアポリカーボネート
塗装:ブラック色テクスチュア仕上|アルミ色テクスチュア仕上
仕様:E26 LED電球×1付属|屋外使用可|壁面専用 ※要電気工事
価格:¥104,000+Tax
その他:Φ155mmタイプ有り(¥66,000+Tax)
画像商品
ブラック色テクスチュア仕上 ¥104,000+Tax
投稿 Toldbod 220 Wall -LOUIS POULSEN- は ARIA 家具とインテリアのお店 京都 福知山市 に最初に表示されました。
ポールヘニングセンが、3枚シェードのシステムを開発したのは1925-26年、今から90年以上も前のことです
90年以上も前に、この美しい照明システムの骨格部分が完成していた、という事実に驚かされます
後に「近代照明の父」とまで言われる様になったポール・ヘニングセンは
これらを、生涯を通し重要なテーマとして追求していました
その解決策として、シェードの曲線に対数螺旋を使用することに至ります
対数螺旋を用いることによって、シェードの曲面全体になだらかな配光を得ることに成功したのです
このなだらかな配光は、シェード内面が反射する拡散光と合わさって、グレアと影のコントロールを可能にしました
各シェードが反射する光量は、光源との距離が大きくなるにつれて均等に減少します
このガラスシェードは、「クリア+乳白色+クリア」の三層構造です
一番外側は光沢のあるガラスで覆われていますが、シェードの内側は光の反射をソフトにするために、サンブラスト加工がされています
その効果で、下方にはグレアのない柔らかい光をたっぷりと届けながら、上方へはソフトな透過光が広がり、周囲の空間に美しい雰囲気を与えます
2002年に復刻されたこのフロアランプですが、写真のブラック・メタライズド仕様は、2017年に新たに追加されたものです
1つそこにあるだけで、途端に空間を上質にするポール・ヘニングセンの照明
日本人には馴染みの浅いフロアランプですが、インテリアに加えると、更に洗練された空間に変わります
商品名:PH 3½-2½ FLOOR
デザイン:POUL HENINNGSEN
メーカー:Louis Poulsen|Denmark
サイズ:φ330×H1300㎜
器具:E26 LED電球(白熱電球 60W相当)|2500㎜ のプラグ付き黒色コード|中間フットスイッチ
材質:三層吹きガラス|真鍮|スチール
カラー:シルヴァー・クローム|ブラック・メタライズド|真鍮メタライズド
価格:¥187,000~199,000+Tax ※仕様により異なります
画像商品
ブラック・メタライズド ¥199,000+Tax
投稿 PH 3½-2½ FLOOR -Poul Henningsen- は ARIA 家具とインテリアのお店 京都 福知山市 に最初に表示されました。
大きく弧を描くように広がった座面、テーパーがついている3本脚のデザインが特徴的なCH07
Yチェアの愛称で親しまれているCH24を手がけたハンス・J・ウェグナーの作品で、1963年にデザインされました
1960年代当時、前衛的なデザインが故にわずか数台しか製作されなかったCH07
しかし、1998年にCarl Hansen & Sonが復刻すると大きな反響を呼びます
そのことからもいかにこのデザインが時代を先取りしていたかが伺えます
独創的な3本脚のデザインながらも、しっかりとした安定感も併せ持っており、座り心地の良さは失われていません
その座り心地の良さからCH24をデザインしたハンス・J・ウェグナーの作品であることを改めて感じさせられます
正面、横、後ろ、どの方向から見ても美しい姿をしており、
部屋に一脚あるだけで部屋の印象を大きく変えるような存在感さえも感じます
座っているときだけでなく、見た目でも楽しませてくれることは間違いありません
商品名:CH07 Shell Chair
デザイン:HANS J.WEGNER|1963
メーカー:Carl Hansen & Son|Denmark
サイズ:W920×D830×H740|SH350mm
材質:ビーチ|オーク|ウォールナット|スモークドオーク
仕上:ラッカー|オイル|ホワイトオイル|カラー塗装
張地:ファブリック|レザー
価格:¥303,000~359,000+Tax ※仕様により異なります
画像商品
スモークドオーク材|オイル仕上 ¥322,000+Tax
投稿 CH07 SHELL CHAIR -HANS J. WEGNER- は ARIA 家具とインテリアのお店 京都 福知山市 に最初に表示されました。
PP68ラストダイニングチェアは、生涯で500脚以上椅子をデザインした、ウェグナー最後の作品です
このチェアのスタートは、シンプルさ、耐久性、そして機能性でした
そこで、以前フェリー客室用にデザインしていたPP68原型モデルに、改良を重ねていくことになります
「色々なスタイルで座れる椅子」を最終目標に掲げたウェグナーは、1987年に座面が張り座タイプのPP58とペーパーコードタイプのPP68の完成に至ります
短いアームは、テーブル下に潜り込むよう低めにデザインされ、そのことで、深く腰掛けた時に腰をしっかりと支えてくれます
また、そのアームの先端は楕円形なのですが、下部を辿っていくと、すぐに真っすぐになります
これは、掃除などの時にチェアをテーブルに引っ掛け、安定する様にというウェグナーの心遣いです
そんな心遣いをするということは、意外とウェグナーは家庭的だったのかもしれません
個人的にとても好きなチェアです
背もたれの角度がとても良く考えられていて、深く腰掛けて姿勢良く座っても、浅く腰掛けてだらしなく座っても、背もたれが優しくフィットします
小柄な日本人に合わせて、日本仕様は座高が420㎜だったのですが、2019年より順次、本来の440㎜に切り替わります
日本人の体格も良くなってきた為、日本仕様のサイズが必要なくなった、ということもありますが、ウェグナーのオリジナルデザインに戻そうという意味合いが強いかと思います
たかが20㎜、されど20㎜
その20㎜で受ける印象は随分と違ったものになるはずです
商品名:PP68 Last Dining chair
デザイン:Hans.J Wegner|1987
メーカー:Carl Hansen & Son|Denmark
サイズ:W580×D470×H720|SH440mm
フレーム:オーク|アッシュ|ビーチ
塗装:ソープ|オイル|ホワイトオイル|ラッカー|ブラックラッカー
ペーパーコード:ナチュラル|ブラック
価格:¥117,000~209,000+Tax ※仕様により異なります
画像商品
座高:日本仕様 SH420㎜
フレーム:ビーチ材ソープ仕上げ|座面:ナチュラルペーパーコード ¥117,000+Tax
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家具に機能が一つ加わると、使い方の幅は大きく広がります
スタッキング、リクライニング、自由にカスタマイズ可能…
このソファもその一つ
アームの角度が調整出来るのです
革紐で6つの輪が作られているため、6段階の角度調整が可能となっています
今から70年以上前、デンマークの家具デザイナー、ボーエ・モーエンセンによってデザインされました
また、背もたれとアーム部分の高さが同じになっており、
アームを背もたれにして足をのばすことも可能です
例えば本を読む際、アームを倒してゆったりと寝転んで寛いだり、
映画を見る際はアームを垂直に立てることで包み込むような空間ができ、落ち着いて鑑賞することも出来るかと思います
スポークバックソファという名の通り、背面にはスポーク(縦に伸びている細い棒状の部材)が美しく並んでいます
電動リクライニング機能がついたソファもありますが、革紐の輪にアームを当てはめるだけというシンプルかつアナログな構造は、時代が移り変わっても誰にでも使いやすい家具であり続けるでしょう
商品名:THE SPOKE-BACK SOFA
デザイン:BØRGE MOGENSEN|1945
メーカー:Fredericia Furniture|Denmark
サイズ:W1600~1970×D765×H860|SH400mm
材質:オーク
塗装:ソープ|オイル|ホワイトオイル
価格:¥1,313,000~2,458,000+Tax ※仕様により異なります
画像商品
オーク材|ソープ仕上|レザーボタン ¥1,362,000+Tax
投稿 THE SPOKE-BACK SOFA -BØRGE MOGENSEN- は ARIA 家具とインテリアのお店 京都 福知山市 に最初に表示されました。
1955年にデンマーク国際家具見本市で発表された「201」というソファは、ボーエ・モーエンセンが初めてをデザインしたソファであり、フレデリシア社とモーエンセンが力を合わせて作り出した初めての家具でもあります。
2014年のボーエ・モーエンセン生誕100周年を記念して、このソファを復刻し、全ての始まりという意味を込めて「No.1 sofa」と名付けました。
フレデリシア社は「201」を単に復刻するのでなく、構造などを進化させ、2シーターを加えるなど、一切妥協をせずに新たなソファとして「No.1 sofa」として作り出しました。
薄くて丁寧に仕上げらた堅牢なフレームは、見た目の軽さとは裏腹にしっかりとした重量があります。それは張地で見えない部分までしっかりとした良い木材をつかうフレデリシア社のこだわりにあります。
クッションの中材にはコールドフォームウレタンが使用され、少し硬めでしっかりとした座り心地です。施されたボタン締めがファブリックに動きをあたえ、立体的なアクセントになっています。また、このボタン締めは座った時に体とファブリックの間に隙間を作る役割もあり、通気性が良くなり座り心地がさらに良くなります。
薄くて高さのあるアームは座る人を優しく包み込むように寄り添い、奥行きのある広い座面と相まって、座る人の色々なくつろぎ方を背とアームを使って支えます。
正面を向いて座ったり、座面の上で胡座をかいだり、アームを背にして足を投げ出したり、はたまた横になるにも十分で、あなたの好みのくつろぎ方にこのソファは答えてくれるでしょう。
このソファのコーディネートパターンは豊富です。たくさんあるファブリックの中からお選びいただけることはもちろんのこと、フレームとクッションで張り分けることも可能です。また、ボタンをレザー仕様にすることもでき、たくさんの組み合わせの中から自分の好みを見つけていただくことが可能です。シンプルに一つのファブリックで仕上げるのも悪くありません。
継ぐことなくひと続きのファブリックで仕上げられた背面は正面に比べてすごくシンプルで、選ばれたファブリックを存分に楽しんでいただけます。せっかくですのでお部屋の真ん中に置いていただいて、色々な角度からこのソファを楽しんでいただきたいです。
私自身、初めてこのソファに出会った時、60年も前のデザインとは全く思いませんでした。色あせることなく、その時代その時代のトレンドにも流されることなく、モーエンセンの考えるミニマムな機能美が上手く表現されています。
お部屋のインテリアにもよくなじみ、まるで初めからあったように溶け込むことでしょう。
商品名:No.1 sofa
デザイン:BØRGE MOGENSEN|1955
メーカー:Fredericia Furniture |Denmark
サイズ:
3-seater|W2060×D860×H830 / SH420mm
2-seater|W1430×D860×H830 / SH420mm
張地:ファブリック
ボタン:ファブリック|レザー
フレーム:Oak oiled|Oak soap|Oak black|smoked oak stained
価格:¥589,000~1,806,000+Tax ※仕様により異なります
画像商品
3-seater|maple#709(Fg1)|smoked oak stained|¥720,000+Tax
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最近、キャンペーンのお知らせが続いていましたが、今日はイベントのお知らせです
「もっと知りたい!USMモジュラーファニチャー」と題しましてARIA恒例、USMハラーのイベントを開催します!
ARIA KYOTO-5月11日(土)~5月21日(火)
トークイベント&セミナー 5月12日(日) 14時~
ARIA FUKUCHIYAMA-5月25日(土)~6月4日(火)
トークイベント&セミナー 5月26日(日) 14時~
トークイベント&セミナーでは、ハラーシステムについてのセミナーや施工事例等をご紹介し、ご希望の方には、専用ソフトでお好みの組み合わせをシミュレーション致します
半世紀以上に渡り、世界で愛され続けているUSMハラー
2017年ミラノサローネで発表された新システム「USMハラーE」の、日本での取り扱いが開始されました
このUSMハラーEは、フレーム内部に組み込まれた最新の照明システムです
京都では、いち早くARIAが導入しておりますので、ぜひこの機会にご覧ください!
ご予約頂けますと、確実にお席のご用意が可能です
ARIA KYOTO
TEL:075-721-8860
ARIA FUKUCHIYAMA
TEL:0773-22-0332
メールはこちら
お気軽にお問い合わせくださいませ
ARIA KYOTO、ARIA FUKUCHIYAMAでお待ちしております
投稿 もっと知りたい!USMモジュラーファニチャー は ARIA 家具とインテリアのお店 京都 福知山市 に最初に表示されました。
独特なフォルムから「手榴弾」という愛称で呼ばれたこのペンダントライト
一般的に想像される手榴弾とは違うのでは?と思われるかも知れないが、WWⅡ当時に主流だった柄付手榴弾を差しており、デザインされた時代を知ることが出来る
STOOL60や95TABLEをデザインしたアルヴァ・アアルトが、自身の手掛けるプロジェクトであったフィンランド技術協会の為にデザインしたこのペンダントライト
直径と長さの異なる二つの筒状のシェードが重なるように構成されており、最大直径160mmとコンパクトだが、本体の長さは440mmと非常に長い
1灯だけでも多灯付けでも、また、明かりを点けない日中でも非常に様になる
シェード下部に配された真鍮メッキのリングには細かな穴が開いており、柔らかな灯りを演出してくれる
灯りを点す前でも、ランプとしての役割を果たしている折でも、このリングは美しく輝いている
シェードの構造は筒状なので、上部からも灯りが抜けて重なり合うシェードに柔らかな光と影を作り出す
おっかない愛称からは想像出来ない心地よい空間を、灯りで作り出してくれる名作である
商品名:A110 Pendant Light “Hand Grenade”
デザイン:ALVAR AALTO|1952
メーカー:artek|Finland
サイズ:Φ160×H440mm
器具:引っ掛けシーリング|E26 一般電球60W×1|全長1250mm(シェード含む)
材質:スチール|ブラスメッキリング
カラー:ブラック×ブラックコード|ホワイト×ホワイトコード
価格:¥41,000+Tax
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ゆったりとした柔らかな座面、心地よい肘掛け、背もたれの高さ、大きなヘッドレストを兼ね備えたGrand Reposは、快適でリラックスできるラウンジチェアのほとんどすべての要求を満たします。
また、アルミダイキャスト製の回転式スターベースなどがエレガントさを醸し出します。
背もたれにはヴィトラ社のオフィスチェアに採用されているシンクロナイズドメカニズムが組み込まれています。
リクライニングの抵抗(硬さ)を好みに調整することができ、軽く背中に力をやるとスーッと背もたれが倒れます。
背の傾きに合わせて座面も傾くので、お尻がズレることなく背と腰をサポートしてくれます。傾けるたびに座り直す必要がありません。
リクライニングの角度はお好みの位置で固定することができ、読書をするとき、映画を見るとき、お昼寝をするときなど、様々な角度でリラックスしていただけます。
大きなヘッドレストはGrand Reposの優雅さを引き立てることはもちろんのこと、ネッククッションとの組み合わせで頭を色々な方向に預けることができる快適性も備えています。
また、休んでおられる時のお顔を見られる心配が減ります。
Grand Reposは張地やベースの色をお選びいただけるほかに、Grand Repos単品や異なる形のオットマン”Panchina”との組み合わせもお選びいただけます。
また、座面高さを2種類からお選びいただけ、さらにお好みに合った快適さを得ることができます。
商品名:Grand Repos & Ottoman
デザイン:Antonio Citterio|2011
メーカー:Vitra|Switzerland
サイズ:GrondRepos W740×D810×H1100/1150|SH410/460mm
. Ottoman W620×D620×H400/450
本体:成形ポリウレタンフォーム
ネッククッション材:フェザー
ベース:アルミダイキャスト|ポリッシュ仕上・パウダーコート仕上
張地:ファブリック・レザー
価格:¥635,000~1,223,000+Tax ※張地により異なります
画像商品
サイズ:GrondRepos H1100|SH410 (mm) Ottoman H400 (mm)
張地:Mello pebble grey|Fabric F40
レッグ:パウダーコート仕上げ|ブラック
価格:¥635,000+Tax
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収納の可能性を広げる、MK BOOKCASE SYSTEM
このキャビネットはその中の1アイテムであり、人気のある「扉の付いた見せない収納」である
デンマークで140年以上も続いた家具工房・ルド・ラスムッセンの名作ブックケースシステムは、カール・ハンセン&サンへと引き継がれたもの
デザイナーはモーエンス・コッホ、と言っても日本では家具好きにしか馴染みが無いかも知れないが、このデザインを見ればシンプルを好む日本人はきっと興味を持つはずである
全て無垢材で作られているのだが、キャビネットなどのいわゆる「箱もの」では珍しい
通常、箱型の家具は合板などを多用するのだが、モーエンス・コッホがデザインを起こした当初には合板がポピュラーでは無かったのが理由の一つであり、現代でも木部は無垢材で構成されている
この無垢材は厚みが約12~17mmと非常に薄く、普通であれば反りや割れの恐れがあるのだが、そこは木の特性を熟知した高い技術力で補われている
BOOKCASE SYSTEMと言うだけあって用途に合わせて様々選ぶことが出来る
キャビネット以外にオープンタイプもあり、76cm角の正方形をモジュールとして基本システムが設計されており、ボックスの棚板の構成を変えずに縦横の方向を変化させることが出来る
台輪と組み合わせて床置きするだけでなく、壁面への固定も可能であり、トレイや棚板などのアイテムを加えていけばさらに汎用性が高まる
真鍮製の美しい丁番は、ネジ山がマイナス式である
プラス式のネジ山は電動ドライバーなどで簡単に締める事が出来るが、柔らかな真鍮製でマイナス式のそれは丁寧な手仕事の象徴と言える
このキャビネットには取手が無く、鍵がそのまま取手の役割を果たしてくれる
鍵を外せば非常に簡潔な美しさが現れるが、鍵を用いて扉を開けるという現代には無いひと手間を楽しむことも出来る
どんなものを仕舞おうかと考えるだけで心踊る、そんなキャビネットである
商品名:MK BOOKCASE SYSTEM MK88360 Cabinet
デザイン:MOGENS KOCH|1932
メーカー:Carl Hansen & Son|Denmark
サイズ:W760×D360×H810mm(オプションの台輪は含みません)
本体材質:オーク|ウォールナット
本体塗装:ソープ|オイル|ホワイトオイル|ブラックラッカー|ナチュラルラッカー
価格:¥204,000~360,000+Tax
その他:アイテム、オプション多数あり
画像商品組合せ
MK88360キャビネット×① MK88881台輪×① MK88362ミディアムトレイⅡ×① MK88361スモールトレイⅠ×②
本体:オーク材|オイル塗装|W760×D360×H810mm ¥314,000+Tax
投稿 MK BOOKCASE SYSTEM MK88360 Cabinet -MOGENS KOCH- は ARIA 家具とインテリアのお店 京都 福知山市 に最初に表示されました。
1940年、協力して整形合板の技術を開発していたチャールズ・イームズとエーロ・サーネリンは、ニューヨーク近代美術館主催の「近代家具のオーガニックデザインコンペ」に、共作でオーガニックチェアを発表しました
背座一体のフレームは曲線が美しく、合板を3次元に加工するという新しい手法を用いたものでした
当時革新的であったこのチェアは、見事グランプリに選ばれます
しかし、当時の技術では製品化に至らず、その後発表されるイームズのシェルチェアや、サーネリンのチューリップチェアの原点になったと言われています
そして、オーガニックチェアの発表から64年後、ようやくVitra社より発売されます
成形合板にウレタンフォームをまとったオーガニックチェアは、身体に優しくフィットし、長時間座っても疲れにくいチェアです
また、ファブリックの張地がオーガニックチェアの優しさを際立たせています
背と座の間、ちょうど腰のあたりが抜けている為、印象的にも物理的にも軽量化に成功しており、ちょうどこの部分に手をかけることで、女性でも片手ですんなりと持ち上げることができます
広めのダイニングテーブルでも使用できそうなコンパクトさですがそこはラウンジチェア、心持ち後傾気味の座面が、しっかりと寛ぎの時間を与えてくれます
商品名:Organic Chair
デザイン:Charles Eames & Eero Saarinen|1940
メーカー:Vitra|Switzerland
サイズ:W725×D675×H825|SH350mm
レッグ:ブラックアッシュ|ナチュラルオーク
張地:ファブリック
価格:¥200,000~218,000+Tax ※張地により異なります
画像商品
張地:Credo|レッグ:ブラックアッシュ ¥218,000+Tax
投稿 Organic chair -Charles Eames & Eero Saarinen- は ARIA 家具とインテリアのお店 京都 福知山市 に最初に表示されました。
ARIA KYOTO、ARIA FUKUCHIYAMA のゴールデンウィーク期間中の営業日程をお知らせ致します
4月27日(土)~4月30日(火) 通常営業(10:00~19:00)
5月1日(水) 定休日
5月2日(木) 通常営業(10:00~19:00)
5月3日(金)~5月5日(日) 休業
休業中は、ご迷惑をおかけし申し訳ありませんが、何卒ご了承くださいませ
なお、5月6日(月)は通常通り10時より営業致します
皆様のお越しを、心よりお待ちしております
投稿 ゴールデンウィーク期間中 営業日のお知らせ は ARIA 家具とインテリアのお店 京都 福知山市 に最初に表示されました。
“SUPER NORMAL”をコンセプトに、簡潔で普遍的な素晴らしいプロダクトを生み出すジャスパー・モリソンのデザインによるコーヒーテーブル
φ350、φ400、φ450、φ900と、4つの天板サイズがあり、そのすべてがそれぞれ高さも異なります
この微妙な高さの違いにより、複数のテーブルを置いてもそれぞれが重なり合い、お好みの形状と大きさを作りあげることが可能となります
上質な無垢材を使用しているため、シンプルな構造ながら頑強で安定感もあり経年変化も楽しめます
ジャスパー・モリソンがデザインをする際に心がけていることは「デザインしたものがデザインされすぎていないように見せる」ことだといいます
どのプロジェクトでも、ジャスパー・モリソンはデザインしすぎないために相当な時間をかけ、考えに考えを重ねた結果、普通を超えた普通を生み出します
PON TABLEもジャスパー・モリソンのデザイン哲学が十分に注入された逸品
天板と地板のフチに施された絶妙な曲線カットと、上にいくほどにほんの少しづつ細くなる1本支柱脚にジャスパー・モリソンのこだわりが詰まっています
商品名:PON TABLE
デザイン:JASPER MORRISON|2018
メーカー:FREDERICIA|Denmark
サイズ:I φ450×H460|II φ900×H380 ※他2サイズあり
材質:オーク|スモークドオーク
塗装:ソープ|オイル|クリアラッカー|ブラックラッカー
価格:I ¥108,000〜|II ¥275,000〜 ※他2サイズは価格が異なります
投稿 PON TABLE -JASPER MORRISON- は ARIA 家具とインテリアのお店 京都 福知山市 に最初に表示されました。
屋外用の上質なチェアとしてデザインされたこのチェアは、
1958年、張地をファブリックやレザーに変更し、屋内用のアルミナムグループチェアとして製造が開始されました
このチェアの特筆すべきは、その無駄のないフォルムでしょう
21世紀のインテリアにも遜色なくマッチする、このモダンかつクラシックなフォルムは「シッティングポケット」というサスペンションの発明によって実現されています
アルミフレームにピンと張地を張ることで実現した座り心地は、着座時に程よくたわみ、高度なサポート製とストレスのない柔軟な座り心地を実現します
約5㎝おきに入れられているステッチが、座り心地に貢献するだけでなく、そのスッキリとしたデザインを際立たせています
恐らくデスクチェアとして使われることが多いチェアですが、ダイニングチェアとして使用されるものオススメです
回転する為、テーブルにセットしてあるチェアを引かずに腰掛けることができますし、掃除等でチェアを移動させるときも、アルミ製フレームの為軽量で簡単に動かすことができます
キャスターではなくグライズタイプの脚や、アームレスタイプもありますので、チェアを合わせて統一感を出しつつ、それぞれの好みに合わせてカスタマイズすることが可能です
商品名:Eames Aluminum Group Management chair・キャスター、アーム付き仕様
デザイン:Charles & Ray Eames|1985
メーカー:Herman Miller|U.S.A
サイズ:W585×D560×H790-865|SH420-495mm
ベース&フレーム:アルミニウム|アルミバフ|ブラック|グラファイトサテン|ホワイト
張地:ファブリック|レザー
価格:¥206,500~329,000+Tax ※仕様により異なります
その他:シート高さ調節機能、チルト機構
画像商品:
張地:レザー|ベース&フレーム:アルミバフ|座面高さ調節:ガス圧シリンダー ¥294,000+Tax
投稿 Aluminum group management chair-Charles & Ray Eams- は ARIA 家具とインテリアのお店 京都 福知山市 に最初に表示されました。
ARIA KYOTOで開催しているHerman Miller elements展は、ハーマンミラーの製品が全て特別価格になる、とってもお得なイベントですが、
今日は、更にお得になるハーマンミラー社の2つのキャンペーンをお知らせします
① Herman miller japan’s 30th Anniversary ELO Campaign
ハーマンミラージャパンの創立30周年を記念し、4月30日(火)までの期間中、
イームズラウンジチェア&オットマンをご成約の方に、ご購入金額に合わせてネルソンランプがプレゼントされます
② Ollin Campaign
2019年4月10日(水)~、オーリンモニターアーム(ホワイト)をご成約の方に、
先着200名様限定で電力供給用オプションパーツである、パワーハブ(ライトグレー)がプレゼントされます
このパワーハブは、デスクのスペースを無駄にすることなく3つの機器を充電することができるので、ごちゃつきがちなデスク上をスッキリさせることができます
ARIAでは4月28日(月)までのイベント期間中、
ハーマンミラー社製品のご成約で、特別価格の適用とノベルティーをプレゼントしています
イベントの特典とキャンペーンの特典は併用されますので、ぜひこのまたとない、お得な機会にお求めください
ARIA KYOTO、ARIA FUKUCHIYAMA、両店でお待ちしております
投稿 Herman Miller キャンペーンのお知らせ は ARIA 家具とインテリアのお店 京都 福知山市 に最初に表示されました。
セブンチェアのキャンペーンと同時に、Fritz Hansen社ではもう一つキャンペーンが始まっています
2019年、フリッツハンセンは、クリスチャンハウンというテキスタイルを発表しました
これは、自ら開発したオリジナルのテキスタイルです
クリスチャンハウンのコンセプトは、耐久性に富む魅力的な素材を取り入れてフォルムを際立たせ、美しさと耐久性の両面でタイムレスな魅力を強調すること、だそうです
それにより、フリッツハンセンの真髄である「ただ家具を製造するのではなく、体験を生み出し空間を創造する」というデザイン観を際立たせています
期間:2019年4月1日(月)~12月25日(水)
対象商品:Fritz Hansen社のソファ、チェア等のファブリック張地製品 各シリーズ(PKシリーズを除く)
期間中に対象商品を、Fritz Hansen社のオリジナルテキスタイル「クリスチャンハウン」の張地でご成約頂きますと、10%off、
ソファ+ラウンジチェアの組み合わせでご成約頂くと、15%offでお求め頂けます
例えば
・セブンチェアのカラードアッシュ、フロントパディングの場合
¥87,480→¥72,900+Tax
・ルネ3Pソファ + フリチェアを同時にご成約頂いた場合
合計¥950,400→¥748,000+Tax
と、とてもお値打ちです
このまたとない機会に、「デザイン体験全体を作り出す」というフリッツハンセンの真髄を感じてみてはいかがでしょうか
投稿 クリスチャンハウン キャンペーン 2019 は ARIA 家具とインテリアのお店 京都 福知山市 に最初に表示されました。
今日は、スイスVitra社、春のキャンペーンのお知らせです
キャンペーンのテーマは「Urban Living」
「東京」「パリ」「ニューヨーク」といった世界3大都市をテーマにしたコンパクトなLDKを舞台に、Vitraがデザイン力で暮らしを豊かにするヒントをご紹介します
期間中、下記対象商品をご成約頂きますと、フラワーブランドgui による3都市をイメージしたドライフラワーをプレゼント致します
キャンペーン期間:
4月6日(土)~8月31日(土)
対象商品:
プレゼント:
フラワーブランドguiのドライフラワー(「東京」、「パリ」、「ニューヨーク」、のイメージからお選び頂けます)
また、SNSでのキャンペーンも同時に開催しています
フラワーやグリーンの画像に、
①#VitraHomeStory
②#住んでいる都市(#kyotoや#Fukuchiyamaなど)
①②、2つのハッシュタグをつけてSNSに投稿すると、抽選で1名様にNuage ceramic(ヌアージュセラミック)Mがプレゼントされます
ぜひこの機会に、世界的に有名なスイスVitra社のデザインの世界に触れてみてはいかがでしょうか
投稿 Vitra Home Stories for spring 2019 -Urban Living- は ARIA 家具とインテリアのお店 京都 福知山市 に最初に表示されました。
先日、セブンチェアキャンペーンのお知らせをしましたが、今日は同じフリッツハンセン社から、
ポール・ケアホルムの傑作と名高いPK22ラウンジチェアのスペシャルモデルのお知らせです
2019年4月1日~2020年4月1日までの1年間、PK22 ラウンジチェアのニュアンスレザー張りが限定発売されます
ニュアンスレザーは、高い耐久性に加え、美しさと手触りをお楽しみ頂けます
グレーの陰影は、レザーの質感とその自然ならではの模様と不規則性により引き立てられ、
そのしなやかさと上質な質感も感じられます
ナチュラルさや暖かさ、心地よさを感じられるニュアンスレザーと、
対象的に凛とし冷たいとさえ言えるスチール製ベースで、タイムレスなデザインを作り出しています
意外とどんなお部屋にもマッチするこの組み合わせと、ストイックなほどのシンプルな形状で、色々なシーンにマッチします
また、このニュアンスレザーの仕様は、そのお得感も魅力的です
通常のPK22 をレザー張りにすると¥599,400なのですが、
このニュアンスレザーの仕様ですと¥434,000+税!
これは籐やキャンパス張りのものよりもお得です
全てにおいてスペシャルなPK22 Special Editionを手に入れられるのは、2020年4月1日まで!
ぜひこの機会に、憧れのPK22ラウンジチェアをお迎えください
2019年初夏、ARIA KYOTOでお試し頂けます
投稿 PK22 Special Edition -Nuance leather- は ARIA 家具とインテリアのお店 京都 福知山市 に最初に表示されました。
思い出を積み重ねる家具が、人生の居場所をつくる。私たちは家具をとおして、人の居心地のよさをつくりたいと思っています。一方で〝居心地のよさ〟を構成する要素は、人それぞれ。
Livesでは、さまざまな人の居心地の良さを探求するため、その人の居場所を訪ね、お話を伺います。
初回に訪れたのは、京都・宮津市で125年続く飯尾醸造5代目の飯尾彰浩さんのお宅。飯尾醸造は創業以来、ほぼ変わらぬ製法でお酢づくりをされています。
また、イタリアンレストラン「アチェート」も立ち上げた飯尾さんは、時々お店に立って接客もされています。
そんな飯尾さんは奥さまと娘さんの3人家族。2018年春に新居を建てられた際には、家具のディレクションをARIAスタッフ・小池にご依頼いただきました。飯尾さんと小池は高校時代の同級生ということもあり、公私共々つながりがある方です。
お酢屋の5代目でレストランのオーナーでもある飯尾さんが、ご自宅ではどんな時間を過ごされているのでしょう。そして飯尾さんが思う〝居心地のよさ〟とは?お話を伺いました。
-ご自宅の設計で大切にされたことはありますか?
飯尾さん
新しいものがあんまり好きではないんです。外壁もヒビが入っても味になるよう、モルタルで黒漆喰みたいにしてもらったり。
飯尾さん
照明や洗面台の鏡も、オークションサイトで古いのを探しました。商品のリンクを小池くんに送って「どう思う?」と相談していましたし。
小池(ARIA統括マネージャー)
ARIAでテレビボードとか食器棚を作らせてもらったり、他にもダイニングテーブルの照明とか、オークションで買うものほとんど全ての相談が来ていました。
小池
実はこの家、設計の前にダイニングテーブル(SH900 EXTEND TABLE)とキッチンは先に決まっていて、間取りもこの2つがありきで設計されています。
-なぜこのダイニングテーブルを選んだんですか?
飯尾さん
ARIAでYチェアのペーパーコード(座面部分の素材)を張り替える実演があったときに、たまたまこのテーブルがあって。家にちょくちょく友達やお客さんが来るので、伸びるテーブルがよかったんです。
-お友達はどれくらいの頻度でいらっしゃるんですか?
綾子さん(飯尾さんの奥さま)
月に2~3回くらい。友達や私の兄妹家族も…。このテーブルは最大12名座れますが、多くなる場合はテレビボードがベンチに代わりますので、そちらへ座っていただいて立食形式を楽しんだり。
-システムキッチンも先に決まっていたんですよね。
飯尾さん
妻が勤めていたメーカーのものです。新宿のショールームで著名シェフや料理研究家の方々が実際につかわれていたものをお下がりで。
綾子さん
偶然にも、当時主人がこのキッチンを使って料理家向けにお酢のワークショップをやったこともあったんです。
-お二人にご縁のあるキッチンなんですね。奥さまは当時、どんなお仕事されていたんですか。
綾子さん
キッチンメーカーでプランニングや事業企画の担当をしていました。キッチンがどう使われて、どういう食の楽しみ方が生まれるのか、食文化の視点から考えたり。料理家さんとお仕事をさせてもらう機会も多く、よく料理現場にもいましたね。
綾子さん
今は飯尾醸造で管理業務の仕事が主ですが、蔵でお酢を使った料理の取材があれば、義母と一緒に料理をしたりしています。
あとは仕事に関係なく、おいしいものを食べることも作ることも好きな家族なので、このキッチンで自由に作っています。
-お気に入りの家具はありますか?
飯尾さん
リビングの照明と、ドロップチェアです。
チェアはリビングの窓際に置いて、日光浴をさせています。今はまだ新しい色味ですが、20年ほど経って、娘が成人する頃に味わい深くいい感じになるかと。
飯尾さん
味が出て来るものが好きで、〝経年劣化〟ではなく、〝経年変化〟が楽しめるものが好きです。
テーブルも、端っこがかけたり傷がついたりしても、それはそれで味になっていいな、というものを集めるようにしていて。革も漆も、使っているうちにいい色になってくるじゃないですか。
飯尾さん
家具だけでなく、30年着てる父から譲り受けたダッフルコート。
高校の時も着てるから、小池くんもよく知っている。
綾子さん
そうそう、食事の道具も。家族でいつも使う道具がこちら、「めぐる」の漆器です。国産の栃の木の素地に上質な日本産の漆を丁寧に塗った会津漆器。結婚してからほぼ毎日使っていますが、どんどん味が出てきますし、塗り直しもできますので一生使えるものですね。一汁一菜の生活です。
-飯尾さんが考えられる心地よさって何でしょう?
飯尾さん
自分の好みのものがある空間は心地よいです。
綾子さん
それと、好きな仲間と一緒に美味しいものを囲んだり楽しい時間を過ごしたりすることが、彼にとって心地よいんでしょうね。
飯尾さん
家もそうだし、町の単位でも同じかな。アチェートというレストランも、丹後という町が自分にとって心地よくあれば観光地としても栄えるだろうし、住んでる人にとっても心地よいはず、と思っています。
飯尾さん
あとはうまいもの。仕事柄、食材はいいものが手に入るので、それを一緒に食べながら、これはどこで買える、という話になればいいなと。
例えばこの醤油にしても僕の後輩が作っていて、それを友人に知ってもらい彼の売り上げにもつながったらいいし、そういう風に連鎖してけばいい。
綾子さん
家具もそうなんです。遊びに来た何人かの友人に、どこの?と聞かれて。例えばこのYチェアを気に入ってARIAさんで購入した友人もいますし、テトラクッションを購入した友人も…。ゆくゆく全面リフォームを計画しているから、その時は家具はARIAさんに、という方もいました。
飯尾さん
小池くんにフィーをあげてもらうことで、うちに15%入ってくる…。
一同
笑
飯尾さん
冗談抜きで、物を買うときに「何を買うか」は重要だけど、「誰から買うか」も大事だから。自分がお金を出すんだったら気持ちよくお支払いしたいし、自分とつながりのある人から分けてもらう方がいい。友人知人もその感覚を持っている人が多いですね。
投稿 経年変化が居心地をつくる<br>家族、仲間と、美味しいものを囲む家<br><span>〜#01 飯尾醸造5代目 飯尾彰浩さん 〜</span> は ARIA 家具とインテリアのお店 京都 福知山市 に最初に表示されました。