こんにちは!岡井です。
お盆休みが20日までの方もいらっしゃったそうですが、皆様、楽しいお盆休みは過ごされましたでしょうか?
先日のSALEで、展示品たちがたくさん嫁いでいきましたので(ありがとうございました!)、少しずつですが新しい展示が導入されています。
そんな中から、今日はデンマーク Fritz Hansen社のLUNE-ルネ-をご紹介します。
この座っている人が、ソファのデザイナー、スペイン人のハイメ・アジョンです
ソファは正面から見られることが多い家具ですが、
全体の美しさや、背もたれと座面のハーモニーを強調させる様にデザインされたそうです。
また、デザインの美しさだけでなく、座り心地の良さを追求するため、
座クッションの上層部に、カモやガチョウの羽毛を重鎮し、腰を下ろした際に座クッションが体にフィットする様、設計されたですよ。
この「LUNE」というのは『誰もが好む理想的な温度や、万事順調である時に覚える感覚』をデンマーク語で表した言葉だそうで
「Hugge-ヒュッゲ-(人と人とのふれあいから生まれる、暖かな居心地の良い雰囲気)」も然り、デンマーク語は心地よい事に関する単語が充実している気がしますね。
展示にあるのは、シェーズロングの3シーターソファですが、2シーターからL字型の多人数ソファまで無限の組みあわせが可能で、なんとこんな風に6シーターソファなんかも可能だそうです。
こちらが展示のLUNEです。
シェーズロングソファ自体は珍しくないのですが、目線を脚に向けると…あれ?
シェーズロングとストレートな横並びの部分、そこによくあるモノがありません。
お分かり頂けますでしょうか?この部分です。
一般的なシェーズロングソファにはここにあるはずの、脚がないのです!
有吉に言わせると「構造的に不可能ではないよー」ということですが、私は初めて見ました。
珍しいことは間違いありません。
間の脚が1本ないだけで、こんなにも浮遊感が生まれるものだとは、ビックリしました!
また、あまりフォーカスされることの少ないこの部分、
座クッションとボディの間が、表面の張地とは違う張地で張られているのですが、
このマーク、お気づきでしょうか?
そう、フリッツハンセン社のロゴの最後についているマーク。
おそらく、代表作の一つであるswanチェアのアイコンですね!
表地と同じファブリックのものも多いのですが、実はこの様な仕様になっているものもあって、
見つけた時にはちょっと嬉しくなってしまいます。
ぜひ一度ご来店頂き、実際の座り心地の良さと背もたれと座面のハーモニー、
そしてついでに、座クッションの裏側も覗いて見てくださいね!