フリッツハンセンより今春、ポール・ケアホルムのラウンジチェアが復刻されました
もともとは、家族や友人のための数量のみ作られていたモデルです
モダンでリラックス感あふれるこのPK4ラウンジチェアは、スチールと麻ひもから生まれる軽やかでミニマルな表情とともに、ケアホルム作品ならではのエレガンスさを放ちます
PK4は、1本の長い麻ひもと7本のスチールパイプという2種類の素材で作られています
この一体型のフレームは、スチールパイプを溶接することで実現しました
PK4のモデル展開は全部で3種類。ナチュラルカラーの麻ひもとブラックの粉体塗装を施したスチールのモデル、ナチュラルカラーの麻ひもとステンレススチールのモデル、ブラックの麻ひもとステンレススチールのモデルからお選びいただけます
オプションのクッションは、ナチュラル キャンバス、ブラック キャンバス、ブラック グレース レザーの3種類展開です
PK4 全仕様 ¥313,500(inc.tax)
PK4 キャンバスシートクッション付 ¥345,400(inc.tax)
PK4 レザーシートクッション付 ¥366,300(inc.tax)
このPK4は、1952年にデザインされたポール・ケアホルム、初期の作品です
幾何学に対するあくなき探求心と、芸術とデザインが交差する場所を追求し、彼の先見性あふれるアプローチを見事に象徴しています
ケアホルムのラウンジチェアコレクションは、このPK4によってすべて揃うこととなりました
ポール・ケアホルムは、コペンハーゲンのデンマーク美術工芸学校で学び、家具職人として修練を積みました
多種多様な建築素材に興味を持ちながら、その中でも特に、スチールに強い関心を寄せていたそうです
それは、木などの天然素材と同様に芸術的な価値がある素材だと考えていたためです
フリッツハンセンに入社し、約1年間勤務していたその間に注目に値する、さまざまな椅子の試作品をデザインしていたケアホルムは、1955年、家具メーカーのアイヴィン・コル・クリステンセン社とのコラボレーションをスタートさせます
このコラボレーションは両家が良好な関係のまま、ケアホルムの生涯にわたって継続されました
1982年、彼の管財人は、1951年~1967年にかけて手掛けていた「ケアホルム・コレクション」の製造と販売を、フリッツハンセン社に委ね、それ以来、フリッツハンセンは「ケアホルム・コレクション」の製造を続けています
ケアホルムの神髄ともいえるミニマルでエレガントなPK4は、意外とどんな場所にもサラリと馴染みます
ぜひお迎え頂き、ケアホルムデザインの素晴らしさをご体感ください
投稿 PK4 KAIDBACK LOUNGING by Fritz Hansen は ARIA 家具とインテリアのお店 京都 福知山市 に最初に表示されました。