ハンツマンチェアと同時に発表されたハンティングテーブル
『ハンティングロッジ』をテーマに開催された1950年のコペンハーゲン家具職人ギルド展のために、ボーエ・モーエンセンがデザインしたものである
1950年と言えば、モーエンセンが長きにわたって勤めていたFDBモブラーから独立し設計事務所を立ち上げた年である
そのことからも、このプロダクトに対する思い入れを感じ取ることが出来る
他のモーエンセンのプロダクトにも共通するが、決して華美なデザインではなく、材質へのこだわりと洗練された機能美を感じることが出来る
二組の架台式の脚に、周囲を無垢材のフレーム加工を施した突板の天板、それらをつなぐ金属製の支柱で構成されている
ほぞ継ぎや木製のくさび、直線的なフォルムに対して構成するパーツの曲線美
特に、真鍮とステンレスから選べる支柱は非常に印象的で、美しさをより際立たせている
テーブルを復刻したのはデンマークの老舗家具メーカー、カールハンセン&サン社である
このテーブルが、同社にとって初めてのモーエンセンコレクションとなったのが2018年で、それ以来チェア、ストレージ、デイベッドやアウトドアファニチャーのシリーズなどをリリースしている
細部にまでこだわり、木材への敬意を感じるデザインを遺したモーエンセンは、クラフトマンシップを何よりも大切にする同社とマッチしている
材質はウォールナット材とオーク材があり、仕上げもオイル、ウレタン、オーク材はホワイトオイルも選べる
また、オーク材の脚とウォールナット材の天板のコンビネーションスタイルも製作出来る
クロスバーは真鍮とステンレススチールの2種から指定が可能で、様々なインテリアに対応出来る
彼のデザインの基盤となっている、明確な構造と装飾をできるだけそぎ落とすこと、そして実験的な試みが表れた逸品である
メーカー:Carl Hansen&Søn|Denmark
サイズ:W2100×D820×H720mm
本体:オーク|ウォールナット|オーク+ウォールナット
クロスバー:ステンレススチール|真鍮
仕上:オイル|ホワイトオイル|ラッカー
価格:¥464,200~¥616,000 ※仕様により異なります
画像商品
ウォールナット材オイル仕上げ|クロスバー:真鍮
¥594,000
投稿 BM1160 HUNTING TABLE -BØRGE MOGENSEN- は ARIA 家具とインテリアのお店 京都 福知山市 に最初に表示されました。