Vitra社より冬のキャンペーン「Prouvé. Archive Stories.」が始まっています
2019年11月16日~2020年1月31日までの期間中、
Vitra スタンダードチェア、又はスタンダードSPチェアをご成約の方に、脚数に応じて下記のアイテムがプレゼントされます
・4脚以上のご成約の場合
Lamp de Bureau(ランプ ド ビューロ)
・1脚以上のご成約の場合
プルーヴェの書籍「PROUVÉ」(英語版)
スタンダードチェアは、建設家ジャン・プルーヴェによってデザインされました
デザイン、建築、エンジニアリングと分野を跨いで功績を残し、20世紀でもっとも多才で革新的な人物のひとりです
彼は構造に重きをおき、デザインは二の次と考えていたため、自らを「建設家」と表現していました
建築生産の工業化に尽力したプルーヴェですが、当時家具デザイナーとしてはフランス国外ではあまり知られていませんでした
しかし2002年、Vitraが復刻生産したことにより、世界的に注目を集めることになります
現在、Vitraが販売しているプルーヴェコレクションは全て、ヴィトラ・デザイン・ミュージアムに所蔵されているコレクションを分析、研究した上で製造されています
スタンダードチェアの始まりは1934年、「No.4」と呼ばれたそのチェアの原型です
試行錯誤を繰り返し、スタンダードチェアとして完成するのは、10数年後のことでした
その構成は「座った時、後脚に最も負担がかかる」という椅子の本質を見抜き、それをデザインに生かしたものです
かかる重さが比較的軽い前脚には細い鋼のチューブを使い、より大きな重さがかかる後脚には、太さをもたせた中空の鋼板を用いる事で、椅子にかかる重さを床へ逃がせる構造になっています
4脚購入でプレゼントされる「ランプ ド ビューロ」は、フランスにあるシテ大学の学生寮のために考案されました
薄い鋼板の曲面が光を反射し、デスクの上を優しく照らすこのランプは、優雅さと機能性が融合されたデザインです
プルーヴェは全てのプロダクトで、最小限の材料と無駄のない工程での量産化という複雑な要求を満たすことに腐心していました
デザインは二の次だと言っていたプルーヴェですが、スタンダードチェアをとっても分かるように、その解決方法は、常に美的で説得力のあるもでした
ぜひこのお得な機会に、デザインを超越した機能性をもつ、スタンダードチェアとランプ ド ビューロの素晴らしさ、ジャン・プルーヴェの世界観を体感されて下さい
投稿 Vitra ”Prouvé. Archive Stories.” 11/16~1/31 は ARIA 家具とインテリアのお店 京都 福知山市 に最初に表示されました。