日本の老舗家具メーカー、広島にあるマルニ木工がプロダクトデザイナー深澤直人に依頼する形で生まれたHIROSHIMAチェア
バブル崩壊後の経営難に陥ったマルニ木工は、まず使いたくなるデザインの家具を作ることにしました
そこで白羽の矢が立ったのが、深澤直人です
深澤直人は、デザインするにあたり「機能性と存在感」を大切にしているそうです
「座り心地だけでなく、置かれているだけでその空間のクオリティを上げるモノとしての存在感を作るのも、デザインの役割だ」と話しています
HIROSHIMAをデザインするにあたり、深澤直人が一番拘ったのは背もたれの「肩の部分」です
チェアに座ってゆったりと寛ぐ場合、どこに体重を預けるでしょうか
背に凭れかかる場合でも、意外と正面からは凭れず、右か左のアームに腕をのせ、少し斜めに座ることが多いのではないでしょうか
その時体重を預けているのが、背もたれの「肩の部分」です
深澤直人はその部分に対して「溶かして欲しい」という表現をしたそうです
溶かすように滑らかに柔らかい曲線にして欲しい、ということですが、その要望に応えるため、職人の手磨きによって仕上げられています
深澤直人とマルニ木工は、「世界の定番」を作ろうとしました
HIROSHIMAはそれを実現しつつあります
発表されてから10年余り、今や世界のカフェやレストラン、空港のファーストクラスのラウンジ等で使用され、その輸出先は約30カ国にも登ります
商品名:HIROSHIMA アームチェア(板座)
デザイン:深澤直人|2008
メーカー:マルニ木工
サイズ:W560×D530×H765|SH425|AH655mm
フレーム:ビーチ|オーク|ウォールナット
塗装:ウレタン塗装|オイル仕上げ
ビーチ/ナチュラルホワイト|マットブラック|マットホワイト|オイル(ナチュラルホワイト)
オーク/ナチュラルクリア|ナチュラルホワイト|ナチュラルブラック|ライトグレー|オイル(ナチュラルクリア|ナチュラルホワイト)
ウォールナット/ナチュラルクリア|ナチュラルブラウン|ライトブラウン
価格:¥93,000~141,000+Tax ※仕様により異なります
画像商品
ビーチ材ウレタン塗装(ナチュラルホワイト) ¥93,000+Tax
投稿 HIROSHIMA ARM CHAIR -深澤 直人- は ARIA 家具とインテリアのお店 京都 福知山市 に最初に表示されました。