2月も終盤になって、春の陽気の日が増えてきましたね
今日は、ARIA KYOTOで開催致しますイベントのお知らせです!
2019年3月9日(土)~2019年3月31日(日)
「ボーエ・モーエンセンとフレデリシア展」と題しまして
ボーエ・モーエンセンがデザインしたデンマーク・フレデリシア社製の家具たちを、ARIA KYOTOにて一同に展示します!
ボーエ・モーエンセンは、1914年デンマークのオルボーという都市に生まれました
「デンマーク、モダンデザインの父」と言われるコーア・クリントが開いた、
デンマーク王立アカデミー家具科で学び、卒業後は彼のもとで研鑽を積んだそうです
Yチェアで有名なハンス・J・ウェグナーとは公私共に親交が深かったそうで、
ボーエ・モーエンセンに子供が生まれた時には、ウェグナーが名付け親になったほど
1942年、FDB(デンマーク共同生活組合連合会)は、第二次世界大戦後の荒廃したデンマーク国民の生活を立て直すべく、生活必需品の供給と生産のために家具部門を設立します
「美しく丈夫、かつ経済的で機能的」な家具を求められたFBDの家具部門、初代代表に任命されたボーエ・モーエンセンは、
簡素で清貧なシェーカー教徒の生活様式からヒントを得、空間を無駄なく使えるよう、直線構成をベースにして生み出された新しい機能美の形を生み出したそうです
そして1947年に誕生したのがC18ダイニングテーブルとJ39ダイニングチェアです
当時一般的な4人がけのダイニングテーブルが1600×900や1500×1000だったのに対して、
C18ダイニングテーブルは1400×900と、かなりコンパクトにデザインされています
当時としては、かなり画期的なサイズだった様ですが、現在の日本の生活にはちょうど良いサイズ感ですね
C18ダイニングテーブルやJ39チェアが人気な理由は、そういったところにもありそうです
1950年、独立したボーエ・モーエンセンは、その5年後、Fredericia社とコラボレートを始めます
そしてその中で、有名なスパニッシュチェアや、No.1ソファが生み出されていきました
モーエンセンの信念は、「シンプルかつ実用的な家具を、リーズナブルな価格で提供すること」
また、自宅を実験室として様々な作品を使用していたことも有名です
展示期間中は、普段ARIAで展示していないものも展示されます
なかなかご覧頂く機会のないものも多いですので、
ぜひこの機会に、ボーエ・モーエンセンの高品質で機能美に溢れた家具たちをご覧ください
ARIA KYOTOでお待ちしております
投稿 ボーエ・モーエンセンとフレデリシア展 in ARIA KYOTO は ARIA 家具とインテリアのお店 京都 福知山市 に最初に表示されました。