こんばんは。現場から遠藤です。
ドン!!
なんだ?このおかめさんは?
棟札(むなふだ)と言います。
施主が誰で、誰が建てて、いつ建てたかを書いた木と、
家内安全、工事無事完成などを書いた祝詞やおかめさんが付いています。
工事の無事完成、施主様の家内安全を祈る神様のようなものです。
天井を仕上げる前に、小屋裏に取り付け、この家が役割を果たし、
解体されるまで、天井裏で見守ってくれているものです。
先日、上棟させていただいた現場で、ウレタン断熱工事が完了したので、
天井裏に棟札を取り付けました。
お守りくださいと祈りつつ、取り付けさせていただきました。
で、なぜ、おかめさん?と思われた方。
諸説あるそうですが、京都の千本釈迦堂のおかめ伝説は、
建築に携わる者にとっては、心にしみる伝説です。
興味のある方は、検索してみてください。
おかめさんを見ると、ちょっと寂しくなる遠藤でした。