１層と２層目が、
見て取れる。
ストリップ階段を界して、
まったく表情の違う空間が、
一見にて見て取れるようになる。
段板と段板との、
その隙間に、
光が透過することで、
互いの層が呼応しながら、、、
工事中さながらの様相なのだが、
徐々に面が出来てきた。
１層目は、
塗りを待つ、石膏ボード、、、
上に、下地の紙を張る、、、
出来上がりが、徐々に、
目に浮かぶ、のである。

高低がおもしろい家

適材適所ということばがあるが、
数ある、、、考えようによっては、
まさに星の数まで、の中から、、、
ひとつを選ぶ、、、
野球で例えると、
９回裏、２アウト満塁時の、
一打逆転のチャンスの、、、
選球眼たるは、、、
という感じなのである。

と相成ると、、、
杉の厚板、、、
厚み３９ｍｍがよし。
捨て張り合板なしの、一枚張り。
単純にして明快のつくりの床となる。
水、、、水害に対して、
最強のつくりと思うのである。
木は水を吸っても、乾燥する、
一層なので、
水が材と材の隙間に溜まることも無い。
杉のやわらかさと共に、
あたたかさや、
足の裏の湿気を吸ったり、、、
足触りのさらさら感などなど、
木の本来の力を遺憾なく発揮する。
やわらかにして、最強の床材なのである。

当社作業場にて。
WRC（ウエスタンレッドシーダー材）、
一枚一枚、
削れれていくのである。
ひと手間、
仕上げの工程なのである。

開口部の上部の枠材、
いわば、鴨居に、
寄り付く、勾配天井。
FL、、、床面から、
２ｍの高さ、、、
開口部からの、光が、
勾配天井を照らすのである。

高低がおもしろい家

福知山.綾部.兵庫県丹波市を襲った、
未曾有雨の、集中豪雨から、
1週間が経とうとしている。

あたりは、徐々に平静を、
取り戻しているように見えるが、
被害が大きいところは、
復興へこれからと、
いったところも、たくさんある。
仕事上等々、お世話になっている方々で、
甚大なる被害を受けておられる方もある。

心より、お見舞い申し上げます。
一日も早い復興をお祈りします。

家づくりに係わらせていただいた、
住まい手さん宅は、、、
被害はあったが、
雷によるＯＭの制御のエラーや故障、
ボイラーの故障等々はあり、
大きな被害がないようですが、、、

当社としましても、
少人数の上、
進行中の仕事があったり、
実に微々たる力だが、
力になれる、出来ることがあれば、、、
ご相談いただけたらと思います。

当社も、多少なりとも、、、
観音寺の作業場は、
前面道路は冠水、
シャッターの下まで水は来たが、
材料等も濡れず、事無きを得た。
モデルハウス兼事務所は、
山からの水で、前面道路は冠水、
横の線路の高さまで水嵩が増し、
ぎりぎり床上まではいかなかったが、
床下浸水となった。
建物の廻りは、水が引いた後は、
多少の泥や木などが流れ着き、
の状態であったが、、、
甚大な被害の方々に比べると、
頭が下がる思い、、、
軽いものであった。、
お見舞い等いただいた方、
ありがとうございました。
今は、処置も完了し、
平常通り、営業しております。

今回の水害、
集中豪雨による内水氾濫の被害が大きい。
家づくりにおいても、
水害に強い、
家のつくり、つくり方が、
大きなテーマとなるであろうと、、、
答えは、、、経験を基にして、
考えていこうと思う。
思わず、スケッチを描いた、のである。

異常気象というか、
前例のない気候、、、
いまだまだ、不安定な天気。
突然、強い雨や、雷が、、、
ご注意していただき、
これ以上、被害が拡大しないこと、復興を祈るのである。

気象庁 高解像度降水ナウキャスト
避難情報
京都府の警報・注意報

壁は杉板の縦張り。
そこに階段の段板が寄り付く。
ときには、ストリップ階段。
下階に、光をもたらす、
気配も感じる、繋ぎの仕掛け。
かたちつくられる、
最中の様子だが、
光の透過する様が、
見て取れるようになってきたのである。
スキップフロアーの家の、
ひとつの見せ場、、、
要の、いわば要所なのである。
難易度はかなり、となる。
集中力が要される、、、
張り詰めたる空気が現場を漂う、、、のである。

高低がおもしろい家

豪雨の後、、、
実にすっきりした、
当社モデルハウスの玄関先。
流された、、、のである、、、
海にまで流されているであろうと、
諦めていたが、
一報が、、、
距離は１００ｍほどはあろうか、
田んぼにて、発見されたのである。
いやはや、奇跡の生還、、、
木彫りのフクロウなのである。

造り付けキッチンの、
カウンター、及び、
一体的になったシンク、
白く輝く、、、人造大理石のカウンターが、
予め、Jパネルにて、つくられていた、
BOXの上に、
無事納められたのである。
奥行き９８０ｍｍ、
いやはや、
なかなかの存在感なのである。

高低がおもしろい家

何事もなかったかのような、
時間が流れる、、、
目線は先に先に、、、
城も望めれる、
川の流れも、望める。
なかなかの、ビューなのである。

高低がおもしろい家

ｈ

１６日、昼前から、
降り続いた雨、というか雷雨
けたたましい雷、、、
時折たたきつける雨、、、
続く、続く、、、
１７日朝まで、
未曾有の局所的大雨という、、、
と相成った、、、
記憶に新しい一年前の、
台風による、、、とまた違う、
いつ何が起こるか、
わからない様相、
といった感じなのである。

床上浸水、床下浸水、、、
多々成るなのであるが、
ここに、新兵器登場、
というか、自然派生的。
床下に入れない場合、用なのである。
このかたち、、、
床下の溜まった水を吸い出す、、、
細めの角材に、
大判のスポンジをカットし、
はさみ込むように、
両サイドに気密テープにて固定する、
床下点検口などから、
床下にセットし、
必要長さに応じて、角材を継ぎ足し、、、
目的のところまで、
適宜と相成るのである。

よく見ると、
いやはや、、、気が付いた、
まさに
寿司の玉子、
といって、笑ってはおられないのである。

ロストからの見下げ。
ついつい、このアングル。
スキップの、エキセントリックなる、
構造、、、段違いと、相成る、
連立する構造が、美しいのである。

高低がおもしろい家

天井のラインが、
しっかりと見て取れるようになった。
母屋の下に天井面を設定し、
束柱が貫通しているが、
天井面を、よりすっきりと、
シンプルに、、、
面として見えるようにしたのである。

高低がおもしろい家

う～ん。
黒が際立つ。
緑の中で、、、。
２年は経過した、、、
外装、、、面によっては、
若干、グレー系に、
遍歴しつつある、、、
光のあたり加減によって、
違いがあるのである。
それもまた良し、なのである。

閑雲居

ビシッと縦張り。
決まった、、、のである。

高低がおもしろい家

出来上がれば、
ほぼ見えなくなる、、、
仕上げといえば、
地盤上に現れる、
円形の桝蓋のみ、、、
と相成るが、
地盤下では、
適所、建物と敷地境界線の間、
余地を、掻い潜りながら、
作業の上、配設される、
配管、、、台風一過の後、、、
順当なる配管が成される、
水道屋さんの、清水設備工業さん、
面々による、、、
ご苦労さんです。
バルコニーからの、
ビューなのである。

高低がおもしろい家

現場の様子。
着実に、かたち造られてきた。
ひとつひとつが、仕上がりと直結する、
気の置けない作業が続く。
扱うは、自然の材である、
木そのもの、、、ひとつひとつ、
材の表情が違う、、、
あたりを付けながら、折り合いを付けながら、
丁重なる作業が続く。。。
大工の、鳥井さん、成宮さん、
ご苦労さんです。
本日は、住まい手さんが、
現場を見に来られたのである。
いやはや、差し入れもいただき、
ありがとうございます。

ひとつの要所でもある、
キッチンがかたち造られてきた。
造り付けキッチン、
カウンターの下部分、
杉の集成パネル、Ｊパネルが立ち上がった、、、
つくる、、、途中、
臨場感溢れる、現場のつくる様の、
一端を見ていただいた、、、
やはり、図上で見るのと、
実際、立体になっていく様を見ていただくのと、
次元が違う、のである。
私などは、いやはや、
上に、白く輝くカウンターが乗った様まで、
目に浮かぶかのよう、なのである。
工事中の様を見ていただくのも、
なかなか、いいのである。


高低がおもしろい家

昨日は、当方の直上を、
ハリケーンが通過したと思われる、、、
その後、雨、風共、小康状態に、、、
なのだが、３～４時間後には、
河川の水量が増大し、
となったようだが、
事無きを得た、のである。
言葉尻を見ると、おかしな感じなのだが、
昔のひとは、うまい言いまわし、、、
言ったものである。
そんな感じなのである、
ほぼ、快晴の今日。
比較的、涼しげ、、、秋をも感じる。
本日の現場の様子、
空を思わず、
バルコニーの屋根、
可視できない、ガラス越しに、
仰ぎ見た、、、のである。

高低がおもしろい家

本日、台風１１号接近中の為、
モデルハウスを休みとさせていただきます。
よろしくお願いいたします。


河川の様子がリアルタイムにわかる。⇒
由良川リアルタイム防災情報

ウェザーニュース　台風ch.

先日、久々の訪問であった、
閑雲居、、、
さりげなく、置かれていたのである。
プランターＢＯＸ。
材は杉の集成材のパネルである、Ｊパネル。
本来は１２ｍｍ厚ｘ３層の３６ｍｍのパネルなのだが、
１層のみのもの、１２ｍｍ厚のものが利用されている。
大工さんのアイデア、
近年、定番化した、
完成建物見学会における、
大工さんによる木工品、
御来場の方に、多々ある中から、
セレクトいただいて、
お持ち帰りいただく、、、
の中の一品、
セレクトされたのである。


実にシンプルに住まわれている、
住まい手さんのセンスと相乗し、
シンプルな木の家に、よく合う。
シマトネリコがさりげなく、、、
なかなか、いい感じ、なのである。