今、山南町ではこんな工事が・・・
一枚目の写真がそのほぼ全容ですが、何を言ってるのか「???」な皆さんに説明をしておきましょう。
この現場の工事パスは次のように進めていきます。【一期造成】 ⇒ 【既存母屋解体】 ⇒ 【二期造成】 ⇒ 【母屋新築】 ⇒ 【既存離れ曳家!】 ⇒ 【鉄骨納屋新築】 ⇒ 【完成引渡し】
・・・とこんな具合。
この中で工事の最大のキモ!?と言える曳家はこの業界で飯を食い始めて24年になるワタシが初めて経験するものなのです。
二枚目の写真は曳家前のコンクリート基礎から切り離されて南6時の方向へ移動しているところ。
最後の写真は移動先、曳家の終点であるま新しい基礎に今にも堅結されるというもの。
ワイヤーやジャッキなど、人の手による地味な作業だけに少しづつ、じつにゆっくりと曳かれて
いくのだが、むしろそのゆっくりさが人力の偉大さを顕示している。
曳家の技術はもう何十年と、いやひょっとしたら何百年と変わっていない。
変わったのは後から後から出てきては消えて行ったなんちゃら工法とか、材料とか。
それから見れば先人たちの技術や知恵のいきの長さにはつくづく驚かされる。