丹波市春日町に、コトスが思う小さな美しい丹波をギュッと詰め込んだオリフシ村を建設中だ。
去る8月29日はオリフシ村のコンセプトハウス、「のこのテラス」をオープンした。
そもそもオリフシとは・・・ "四季折々に、暮らしの節目節目に美しい丹波の自然を感じながら暮らそう・・"
というコトスの願いが元になった造語だ。
柔らかい語感と、何かありそうな予感と、個人的にとても気に入っている。
かてて加えてコトスの家づくりは、いや暮らしづくりはかくありたい!との思い入れの強さによって進めてきたオリフシ計画だけに、新しいコンセプトハウスのオープンは感激ひとしお、嬉しさ1,000%!だった。
オリフシ村にはいくつかルールがある。
たとえば「地元、野上野(のこの)地区の自治会に入ること」、
「居住者はお互いの敷地境界に塀や垣根などを設けてはいけない」、
「居住者は定期的に協力して村内の掃除、メンテナンスを行う」などだ。
一見、今どきなプライバシー優先の暮らし方に反していると思われるだろう。
実際、興味を持ってアプローチしてきた人でも、このルールを聞くと潮が引くように帰ってしまったという例もある。
けれどもオリフシのためにはそれでいいと私は思う。
地球上のどこで暮らそうと、人との関わりなしには生きていけない。
関わり方はひとそれぞれだけど、その土地で暮らす覚悟を決めたなら、地域とも環境とも親しくなった方がいいのだから。
それに異論がある人はオリフシ村を選ばないわけで、私たちコトスはオリフシ村の住人が安心して仲良く暮らすために、フィルターの役割を担っていこうと考えている。
さあ、秋には、10月の中ごろにはいよいよオリフシ村のオープンだ。
そよそよと風も心地よい春日部の里で美しい丹波の自然あふれる暮らしが始まる。