淡路で構造見学会をしていただきました。(建築士会姫路支部構造学習会)
物件は、木造2階建、延床800㎡の『障害者グループホーム』
流石に、構造学習会のみなさんです。
エレベーターフレーム(鉄骨)は自立で、階段(鉄骨)は木造支持
という構造計画について、いろいろと質問をいただきました。
また、「燃え代設計」についても。
本件は、金物工法「NK工法」ですが、「ラーメン」は使っていません。
水平耐力要素は全て「面材耐力壁」です。
それより、淡路瓦がイイですね。
焼き瓦(セメントを固めたものじゃないですよ)は、断熱性に優れており、
構造的には「瓦は重いから不利」とよく言われますが、重ければ重いなりに
下部構造を設計すれば、トータルとすれば、重かろうが軽かろうが
構造的には同じことで、重い方が、風には強いし、耐久性が増すし、
「重い」ことでイイことがたくさんありますね。
見学に来ていただいたみなさん、暑い中、また、
コロナ禍のなかでマスク等の感染対策を徹底していただき
ありがとうございました。