丹波市での古民家の、塗り替えの仕事です。
このブログから、仕事をいただきました。
築60~70年のお宅です。
家の工事のほとんどを、施主さんがセルフビルドで工事をされています。
初めてお会いしたときは、建築関係の仕事をされているのかな?と思うほど、道具が充実していました。
コンプレッサー・押し切り・エア工具・充電式インパクトなど。
二年近く休みの日に作業をしているうちに、道具を買わないと進まなかったらしいです。
床板張りも、プロのような仕上がりでした。
壁も塗られていましたが、これは素人では無理だと思われたとのことで、依頼をいただきました。
古民家なので、普通の和室の仕上げ材料を使うところですが、施主さんのイメージで珪藻土のシルタッチで薄く鏝跡を残す仕上げになりました。
この家を仕上げた当時の左官職人も、当時の材料でいい雰囲気に仕上げられたと思います。
ならば、現在の材料でいい雰囲気に、仕上げてみようと思いました。
まずは上塗りをめくり、浸透性のある土を固める材料を塗布して、珪藻土の下塗りのベストアンダーを塗りました。
乾燥後、珪藻土材料のシルタッチを塗ります。
薄いクリーム色です。
シルタッチは、漆喰に近い仕上がりなので、和室に合います。
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