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切り抜き詳細
発行日時
2012-11-21 10:49
見出し
そこが居場所
リンクURL
http://www.yurakomuten.com/president/2012/11/post-210.html
記事詳細
どこかの古い駅舎の裸電球みたいに月はぼんやりとベージュ色に灯っていた。
前夜(19日)は東京スカイツリーと競うように輝いていた半月だけど、昨夜の月は、まるで一仕事終えたイベントスタッフが休憩室で熱いコーヒーをすすっているかのように、どっぷりと澱んだ月でした。
東京へは同業他社の視察とセミナー受講が目的でした。
確かにどちらも十分すぎるぐらい刺激的で、有益で、魅力のあふれるタスクなんですが、本当にそれは私たちにとって「やらなければならない事」で、やると断じて持ち帰るべきものなんでしょうが、ただ、面白い映画を見た後の高揚感とはちょっと違う、焦りともどかしさで途方に暮れる帰路となるのです(いつもこうだ!)。
三人の講師は異口同音に明確なビジョンでもって一貫して「やり通す!」と言う。
「いったいどうしたら・・・?」
下りの新幹線、駅弁を食べ終えて目をつぶると、昼間見た神田の「第一種市街地再開発事業」の工事現場が浮かんできました。
地上41階の超高層ビル。金も手間も相当なもんだろうにこんな施設さえ「へー、そんなモノ建つのか?」ぐらいの認識でこの街では消化されていくんでしょうね。
「ここに俺の居場所はないなぁ」
ひどく居心地の悪さを覚えて、それがいったい何なのか?そんな思いばかりが頭の中を行ったり来たりしてました。
やがて新幹線からJR福知山線に乗り換えて篠山口駅から車での帰途、柏原駅あたりで見上げた空にぼんやり澱んだ月。
こんなやる気のない月でも私の気持ちをやさしく包んでくれるのでした。
最後の写真はお世話になった日建ホームさんです。
ありがとうございました。