今日は月に一度のまかない飯「ゆら飯や」の日。(当社ではスタッフが交替制で昼飯を作り社員で食すというルールがあるのだ)
今回、設計アラキ&ホソミが英知を尽くして作るは【チキンのバジル焼き】と【炊き込みご飯】だ。
職務上、キッチンの知識はある。調理や収納等の作業動線にも理解がある。だけど、ホントのところ料理をする事がない。
日頃の設計理論が現場に則したものかどうかを知る格好の機会と言える。
なーんてお堅い話はどちらでもいい。厨房に立たない男が二人、いったいどんな料理を作るのか?
関心はその一点に絞られていた。
ところが、どうだろう?ごく当たり前にスマートに美味しい料理を作ってしまったのだ。
大方の予想を裏切ってと言うより、ある程度予測がついていたと言う方が正しいか・・・。
オシャレにサラリと、バジルソースなんて作っちゃってる♪
実にきっちり、しかもちゃんとした味で整然とテーブルに並ぶのを見て、村上春樹の小説に出てくる男性を思い出した。
そうだった。用心深さといい、精密さといい、正確さといい、こやつらは「カッチリ」できる人間だったのだ。
あー、自分にはないタイプ。こうしてワタシはちょっとひがむのである。
設計マンらしい、きちっとした料理。味はもちろん美味。それは当たり前のことだと言わんばかりに・・・、脱帽だ。
次回はご婦人ダイナー。「次はパエリヤだからね!」、高らかに宣言していた。。。