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切り抜き詳細

発行日時
2006-12-5 15:02
見出し
6層2階建の家
リンクURL
http://atelier.wudz.ws/service/guide/floors.php 6層2階建の家への外部リンク
記事詳細

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  • 「敷地面積が限られているのですが、希望の部屋数は満たせるのでしょうか?」
  • 「ハウスメーカーの提案では、2台の駐車スペースと希望の中庭がとれていない…」
  • 「敷地条件が厳しいのですが、南側の屋外スペースが必ず欲しい!」
  • 「大家族で住まいでプライバシーを守りつつ、空間のつながりを重視したい」
  • 「お隣さんとの敷地の余裕が取れそうにない込入った敷地条件ですが、風の通る、快適な住まいを希望している」
  • 「必要な規模と予算のバランスが… なんとか必要な床面積を確保したいけど…」
そんなお悩みお持ちではないですか?

限られた敷地に、希望の部屋数を満たす

敷地の大きさや周辺の環境は、建物の計画にとって、まず第一に考えなくてはならない与条件です。 「少しでも広い屋内空間を確保したい」とか、「限られた面積でも屋外に日のさす中庭を確保したい」といったご希望は、計画案が具体的になればなるほど、明らかになってくる難問ですね。
限られた与条件に、建主様のご希望を最大限取り込んだ立体平面計画を行ったプロジェクトが以下に紹介する丹波市N邸です。

丹波市N邸(2003)

6層のレベルの違った床面

  • 地下収納庫
  • 前面道路のレベルに合わせて駐車スペース
  • 地盤面から1.1mの高基礎の1階部分(リビング・ダイニング・水周り・和室・ご両親の寝室・リビングスペースから連続した南側庭)
  • 南側の屋外スペースとして、物干しや屋外のリビングスペースとしての中二階デッキテラス
  • 主寝室・子供部屋を中心とした、二階居住スペース
  • 子供部屋に設けたロフトスペース
以上、6層のレベルの違った床面から構成される、積層住宅となっています。
住まいの中心に位置する1階レベルのリビングスペースは、床暖房を施した吹抜空間となっていて、暖められた空気が住まい全体に広がる空調計画も施されています。

3人のお子様の子供室は、将来個室にも間仕切れるようにように計画して、子供室の間を行き来できるようにロフトスペースを設けました。おにいちゃんの部屋には登り棒を取り付けて、まるでジャングルジムです。

半階地下に埋め込んだ地下室は、15帖分の床下収納スペースとして活用し、通常の設計では納まりきらなかった家財道具を身近に収納することも可能になりました。

リビングから連続する中庭と、駐車スペース上部に配置した外部ウッドデッキは外部階段で繋がって、ヤマボウシの木を囲むように南側の屋外空間を確保しています。

積層住宅成功のポイント

規格化されたモデルプランに準じた平面図を提案されるハウスメーカーや、坪当たりの施工手間で工事を請負う工務店や大工さんでは、設計密度も、デザイン力も求められる積層住宅が示されることは少ないようです。
その点、モデルプランにもしばられず、施工を外部業者に発注する設計事務所の計画だからこそ、密度の高い空間利用が可能といえます。 積層住宅成功のポイントは、
  • 地下スペースは、パワーショベルのバケットが地表面から届く、2Mまでの深さとして、土工事にかかるコストを低減する。
  • 1階床高さを1.1〜1.5mくらいに抑え、コスト削減の為に基礎があまりたかくなり過ぎないように配慮する。
  • 中庭のレベルと、植栽の配置を検討し、前面道路に面していても、通行者の目線を遮りながら、開放感を得るよう計画すること。
  • 内部はスキップする床面をつなぐ吹き抜けや階段スペースなどを中心に配置し、空気の流れをコントロールしながら、空間を縦方向につなぐ断面計画を行う。
  • 子供室のロフトスペースなどは、勾配天井とした空間を利用し、内部の気積を目いっぱい利用する計画案をして、建物全体のボリュームを抑えること。結果的に、床面積に対する施工費のローコスト化が図れる。
敷地条件の厳しさを、空間をつなぐ縦方向の連続性を確保しながら、3世代7人の大家族の多様な暮らしをまとめることができました。
二世帯住宅、3世代同居、店舗併用住宅、狭小敷地での計画案など、複雑な住まいのプログラムに対する解答方法の一つです。

「6層2階建の家」工事費概算は、坪単価65万円〜

住まいの単価は、木造2階建て40坪程度、設計費・施工費の合計で坪単価65万円〜で実現可能です。 平屋建・木造以外の構造形式の場合は、坪単価15%増し程度を目安としてください。 実際の施工費概算は、敷地条件や必要な設備グレードなどにより変わります。 お打ち合わせの初期段階で、ご提示させていただくプランに沿って、概算のお見積もりを差し上げます。