朝来市和田山町の現場では頑強な基礎工事が快調に進んでいる。
土間、渡り廊下、居室部分などみんなひっくるめて60坪を越える。
由良工務店としては「但馬で家を建てる」足がかりと期待する意味でも大きな現場なんだ。
後ろに見えるのは古城山。というより「天空の城、竹田城跡」としてその名前は知られている。
写真では分かりづらいが夕陽に照らされた茶褐色の石積みの城郭がうっすらと見える。
山や水田の緑とのコントラストが目に鮮やかだ。
上は一体どうなっている?
雲海に浮かぶ遺構、雪化粧した礎石、あるいは荒城の月なんてどんなに素晴しいか?
夏を避けて、秋になったら登ってみようか?
はるかな、いにしえ人の息遣いにシンクロしてみるいいチャンスかもしれないし・・・。声高らかに笑いながら酒を酌み交わしている男たちが目に浮かぶ。
和田山で仕事できるようになったこの機会に歴史に触れ、同じ笑顔で笑えたら・・どんなにかいいでしょうね。