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発行日時
2012-6-9 12:18
見出し
kamokudo通信
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記事詳細

昨日はネスターマーティンストーブの販売代理店会議出席のため

京都市内へ出張していました。

㈱京阪エンジニアリング代表の川上社長より開会のご挨拶

本日はなんと全国より32社・53名の出席があるとのこと!

ネスターマーティンストーブをこの5年間でここまで国内に普及させた

川上社長の努力と情熱に頭が下がります。

ベルギー・ネスターマーティン社よりシロナ・クリス氏も来日し、今後の世界戦略

についてコメントされていました。冒頭の挨拶だけは英語でしたが後は????

ベルギーってドイツ語(オランダ語)だと勝手に勘違いしていましたが北部・南部で

言語が違うんですね。あれは多分(笑)フランス語でした。

本日の講習会の目玉はネスターマーティンB-topモデルのお披露目です。

従来のS・Hシリーズの特性として『天板の温度が上がり過ぎない』というのがありました。

巡航運転時の天板の温度は約180℃~200℃でしたので『コトコト焚き』にはbest

なのですが、お湯を沸かしたり肉を焼いたりにはカロリーが足らなかったのです。

これをメリットと見るか(火災の危険が少ない)デメリットと見るかで見解が分かれて

いたのですが、今後はB-top仕様をチョイスすることでその問題は解決されます。

煙突部分をセットバックさせることで従来煙突があった部分にクッキングトップを

設けることが可能になりました。クッキングトップ上は約350℃前後になりますので

約20分程度で1リッターのお湯が沸きます。シチュー・カレー・肉じゃが等の調理の

全てがストーブ上で出来ることになったのは画期的です。

今後はもしかするとこのB-top仕様が販売の中心になるのかもしれません。

ノーマルタイプと比較しても、約3万~3万2千円程度の価格差ですから

大変お買い得なのではないでしょうか?

動画の上映や

講習会の定番! マグロならぬストーブの解体ショーです。

写真に写っているのは当社・村岡君ですが、実際に分解したのは

いつもお世話になっている京阪エンジニアリング服部さん。

我々が四苦八苦する天板裏のバッフルを片手で一瞬で外してしまった

のにはビックリ!! 村岡君も「もっと精進しなければ」と思ったことでしょう。

そのバッフル部分ですが、ちょっとしたチューニングを施してやることで

燃焼効率が更に向上いたします。今後のS・Hシリーズは全てこのチューニング済

バージョンを納めさせて頂きます。

講習会の最後には、部材の開発の関して功績のあった代理店さんを表彰する

時間が設けられていました。

京阪エンジニアリングの素晴らしいところは、ストーブを単なるRomanticなツールではなく

徹底的に実用的な道具として改良・改善していこうとする姿勢にあると思います。

いつか当社もこの場で表彰されるように、現場のノウハウをしっかりフィードバック

させていきたいと強く感じました。

井の中の蛙にならない為にも、こういった講習会の類は積極的に参加して

脳と体にしっかり刺激を与えていこうと思います。

yamamoto