最近工場案内で丸太を見てもらう事が増えました。
その時に同じ杉丸太でも個体差が大きい事を実際に見てもらって説明をすると
「初めて知った!!」と感動されることが多く自分も新たな発見。
今回、一部分ですが杉丸太を写真に撮ってみました。
この丸太は、色も良く年輪も締まっていて、形も綺麗です。
こちらは、心材部分が真っ黒な杉丸太。
クロと呼んでいますが、大量に水分を含んでいて更に水分が抜けにくく
乾燥機に入れてもほとんど乾燥しないのでなかなかの問題児です(^-^;
こちらは、シミが入っています。
途中で枝が折れたりや虫が入って変色しています。
製材すると表面にシミ等が見えるので、こちらも問題児です(^-^;
これは判別が難しいかもしれませんが、葉節(はぶし)と言われる杉板です。
一見綺麗に見えますが、よく見てみるとゴマのような小さい黒い点々が数多く入っています。
葉節は、数が多いと汚く見えてしまうので製材所によっては判断が分かれるところですね。
杉床すぎもくは、葉節が多くあるものは化粧材ではなく、Sグレード(節有・1等材)になります。
パッと見は綺麗なので、たまにSグレードを買われた方が「グレード間違えてない?」と言われます(^-^)