株式会社オーシカ大阪事業所殿の木質トラスを見せていただきました。
構造:2X4工法(枠組壁工法)
平屋・延床660㎡(20mX33m、倉庫)
トラス形状:平行弦トラス(屋根勾配分の台形)
トラススパン:20m
トラス負担幅:8.2m
トラス背:1,500~2,400mm
トラス構成材:LVL、38mmX250~500mm
38mmX500mmの斜材と、38mmX250mmの束材を、
38mmX600mmの弦材2枚で挟んでビス止め
トラス構成材の接合部は構造ビスが使われています。
TJI(I ジョイストは、I 型ビーム)の最大スパン12m(梁背508mm)
2X4壁の薄さ(2X8柱とOSB)に驚きました。とてもスリムでシャープです。
トラスの背は大きいものの、そのピッチが8mもあるので
トラス-トラス間の空間も利用できるため、天井高が有効に
利用できます。
今回は平行弦トラス(屋根勾配分の台形)ですが、
いろんな形状のトラスができそうです。
今回、視察させていただき、軸組工法にも利用させていただきたいと
考えています。