製材後、乾燥機で中温乾燥し、1か月以上の養生期間を経て
通し柱の修正挽きをしています。
修正挽きとは、乾燥により生じた曲がりを修正する作業です。
修正前の通し柱。
ミリ単位で修正挽きをします。
1本1本曲りの状態を見極め、仕上げていきます。
修正挽き後。
修正挽き後は、モルダーと言う機械で
最終仕上げに入ります。
乾燥後に修正挽きをせずに、いきなりモルダーで
仕上げることもできますが、その場合、再び製品の曲りが
生じる可能性が高くなり、安定した製品にならないので
必ず、修正挽きをします。