いくつもの古民家を再生してきましたが、市街地の近くに建つこの古民家もまた、のどかな田園風景の中に建つセピア色の鑑賞物として、幹線道路からも注目される存在でした。
そんな古民家を再生することになったのは昨年秋。冬作業の屋根仕舞い、急ピッチでの再生工程、無理な工程をお願いした大工棟梁の協力もあって、この春、再生は無事終了いたしました。そんな古民家の生まれ変わりの姿をご紹介します。
昨年秋の姿です。
再生後
家の中も
こんな立派な梁の姿を残さないわけには・・・
そこで。。外側部分はこんな感じに。
内側からは・・・こんな感じに。
本来この家は平家建てなのですが、藁葺き古民家には「タカ」という今でいう「ロフト」のような部屋があります。その部屋に今回上がりやすい階段をつけました。まるで新築のようです。
2階部分の窓は、こんな具合です。着工前は
着工後は
内側から覗くと・・こんな感じです!
2階の梁は、そのまま残しています。昔のちょうながけ(ちょんながけ)の模様がそのままです。
社内検査も終了、あとはストーブ設置と施主検査を待つだけです。
ここは、以前は縁側部分
新しい家族による家物語の始まりです!